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地域のコミニティーセンターの文化祭に我が彫刻同好会の皆さんの作品を展示いたしました。 昨今の仏像ブームで多くの観覧者が来られ担当者に質問されていました。 小生の腕とデジカメの古さの相互自乗でピンボケになり醜い状態で申し訳ありません。我慢して見てください。

童地蔵３体を彫りました。大きさは直径１３ｃｍ厚み１５ｍｍ、材質？のものからの板彫りです。 １体１日の製作時間です。板彫りから雲の遠近感を出すのに工夫が要ります。もう少し大きい材料の方が彫りやすいです。（今までのデジカメからアップロードできませんのでCASIO EXILIMで撮影致しました。）

＊南無観世音菩薩＊ ”思い通りに出来る仏像彫刻”という本にある童観音菩薩を久々に彫ってみました。 この像は目を切っていませんが目を入れないでも別に変ではないと思われます。 高さ：５寸７分　幅：２寸２分　材質：ヒノキ　製作日数：正味５日

お寺や美術館などで仏像を拝観すると背面部分はほとんど見ることが出来ません。皆さんに背面部分の彫りを見て頂こうと回転装置を考えてみました。 インターネットなどで探したが都合の良いものが無く自作を決心しました。 試行錯誤の結果、回転部分はＴＶなどに使う直径２５ｃｍの回転台で１０～２０年位前に購入したものです。モーターは現役時代に業者からサンプルで頂いたものでＡＣ１００Ｖ、５０Ｈｚで１分間６０回転のものです。一回転で１７～１８秒ぐらいです。動作スイッチは仕事の残品の足踏みスイッチです。中央の仏像をのせる台は仏像の大きさに合わせて工夫しています。 デジタルカメラは SANYO の DSC-MZ３ で撮っています。 この装置にカメラをのせて逆に撮影したら面白そうです？次回に！

十一面観音の頭上面の配置図です。Ｎｏ．６側が正面になります。以下に個別の動画があります。

十一面観音の頭上面のＮｏ．１の頂上菩薩面です。取り付けは正面頭上に取り付けてあります。Ｎｏ．２の菩薩面と同じようにおだやかな顔です。宝冠に化仏坐像が５体ついています。像高は２寸８分で他の像とは大きく作られています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．２の菩薩面です。取り付けは正面に２体が取り付けてあります。おだやかな顔です。宝冠に化仏坐像がついています。像高は２寸２分で他の像と同じ寸法になっています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．３の瞋怒面です。取り付けは正面右側に３体が取り付けてあります。目をいからせたきびしい顔です。宝冠に化仏坐像がついています。像高は２寸２分で他の像と同じ寸法になっています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．４の狗牙上出面です。牙を上向きに出した怖い顔です。取り付けは正面左側に３体が取り付けてあります。宝冠に化仏坐像がついています。像高は２寸２分で他の像と同じ寸法になっています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．５の爆悪大笑面です。宝冠に化仏坐像がついています。 像高は２寸２分です。

十一面観音の頭上面の正面に位置する図のＮｏ６の化仏立像です。この像は後から補ったと記載されています。 像高は2寸２分と小さな像で細部までは彫れませんでした。

今年の作品予定の十一面観音の頭上面です。 滋賀県伊香郡高槻町大字渡岸寺の向源寺所蔵渡岸寺観音堂に安置されている国宝「木造十一面観音立像」の頭上面の１１体です。 昨年の１０月末から作り始めたものです。 あまり小さいと製作が雑になると考え少し大きく作ることにして彫ってみました。 これらの諸像から考えて本体の像高はおおよそ三尺３寸位になると思います。 小生の作品としては１番大きな像高の作品になります。

生徒さん用に角材からの掘り出しの参考にと右側半分を彫ってみました。片側だけなのでバランスが取れず苦労しました。

亡き師匠が荒彫りした状態で残してあったものを仕上ました。像高：６寸７分　材質：樟　杖は別材で彫りました。

亡き師匠が荒彫りした状態で残してあったものを仕上ました。像高：６寸７分　材質：樟　軍配は木曾檜で彫りました。

亡き師匠が荒彫りした状態で残してあったものを仕上ました。像高：６寸７分　材質：樟　鯛は別材で彫りました。

動画では有りませんが！ 本日、地域のゴルフクラブのコンペに参加して来ました。その時に冷たい飲み物を入れて持って行った水筒に名前を入れようとかみさんに相談したところ観音様のお顔が良いと言われ、疲れている中、只今彫りあげ、漆を入れ純金消（赤）を入れました。 キャップが同系色に近いので残念ですが余り目立ちません。白色塗料の方が目立ちそうです。

東京上野国立博物館で展示された阿修羅のお顔です。 かなり前に製作を始めましたが全高が１ｍ近くになりますので途中で挫折？しました。 全高：５寸２分

静岡　願成就院　所蔵の「運慶」の制多迦童子の模作です。 全高：６寸６分　材質：楠

教本には掲載されていませんが余りの材料で彫って見ました。右手の表情が難しいですが前掲載の救世観音よりは彫り易いようです。 全高：６寸

教室で聖観音の仏頭が終了しましたらこの救世観音から仏像らしい仏像になり、これを彫る事になります。 全高：６寸５分

釈迦さまの仏頭です。全高：４寸　立像にしますと約２尺になります。台座、光背を入れると３尺以上になり製作すると置き場所に困り仏頭だけにしました。

２００９年６月２３日吉日、完成いたしました。 京都　東山　永観堂禅林寺　ご本尊　”みかえり阿弥陀”です。 資料が一枚の写真だけでしたのでふっくらした童顔のようなお顔 が彫れませんでした。 お顔の正面の写真などが有りましたらもう少し似ていたと思いますが。 両手も別に彫り出し接着しました。 全高：１尺　材質：檜<BR><CENTER> <a href="http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=1bHOZLAZ5nWL_REMZ2UHmlfx2C8q4y8q5NXebaP8mieiEWSVnfGLa&logoFlg=Y"><font color=yellow>動画はこちらへ</font color></a>

組立完成後電池等をセットして電源を入れシステムエラーが出ないのを確認してホットしています。但し、パワーセーブ機能で復帰した場合はシステムエラーになります。再度電源を入れなおせば正常に戻ります。 レンズアダプターの製作で材料は５０ｘ５０ｘｔ３のアルミアングルの所定位置に４０ｍｍの穴を開けて有ります。レンズマウントは手持ちのPENTAX用のTAMRON　２８〜２００ｍｍ　ズームのレンズのリアキャップに３７ｍｍの穴を開けアルミアングルに4ヶ所２ｍｍネジで固定しました。又、ズームレンズが外れないようレンズの位置に合わせて３ｍｍのプラスチック化粧ネジを取り付けました。 ２８〜２００ｍｍズームレンズで35mm換算で１３４〜９６０ｍｍ相当の望遠ズームレンズになります。尚、ピント合わせように拡大アイカップを製作しました。朝から冷たい雨が降り暖房の聞いた部屋で製作に取りかかり写真を撮りブログにUPして丸1日で出来上がりました。撮影は後日の楽しみにしています

釈迦如来仏頭は地蔵菩薩と同じですが、肉髻の分だけ、頭頂の余りを多くします。 ここでも、下図の時に、鼻の位置を少し下げておきます。 数多く彫る事をお勧めいたします。

仏手と仏足で立体的な物を彫り出すことのコツと楽しさを味わったところで、いよいよ仏頭の段階に入ります。 木取りをはじめ、面相の作り方などは教本に沿って練習します。 ここで小生が今迄彫ってきたことで仏頭の鼻の位置を少し下にして心持面長にすると良いと思います。額、目、鼻、口、の位置を多少変更したい場合鼻の位置が決まってしまうと全体の均整が取れ無いようです。 この写真は小生が作り始めた頃の作品であまり良い出来では無い様に感じます。かなりの数を彫りましたが生徒さんの見本として貸し出しをしましたが一つとして戻ってきません。

地紋彫りをして、彫刻刀の扱いに馴れたら、仏像の「部分」を彫ります。 ここでは「握り手」の練習です。 用材：檜　１８ｍｍｘ１５ｍｍ　長さ18センチ 道具：小刀（3分、4分）、丸刀（1分半、4分）、など

握り手が習得できたら握り手のときに注意したことを、もう１度まとめて復習の為の開き手です。 用材：檜　２１ｍｍｘ１５ｍｍ　など 道具：小刀(４分）、平刀（１分）、丸刀（３分）、など

聖観音立像のお足を彫ります。 用材：檜　２４ｍｍｘ１５ｍｍ　長さ18センチ 道具：小刀（4分）、丸刀（1分半）、三角刀（４分）、など 写真の掲載の順序がずれましたが教本では開き手の後になります。

お手本は　京都東山の永観堂禅林寺のご本尊である”みかえり阿弥陀”さまです。 身の丈1尺、檜材です。