安曇野穂高神社御船祭20110927毎年9月26~27日は穂高神社恒例の御船祭。27日午後3時~4時にクライマックスの御船神事となります。境内には故事来歴に因んだ穂高人形を飾り付けた船形の山車が並んでいます。
先ず小振りの子供船3艘が順に入り、それぞれ神楽殿の周囲を3度ずつ回った後、本殿前を去ります。次いで大人船2艘が本殿前に入ります。大人船は高さ6m、全長12m、笛太鼓のお囃子など15人ほど乗り込んで重さは約5トン。この2艘が豪快に何度もぶつかり合います。境内のアナウンスによると、前の雄船と後の雌船が交わって子孫繁栄と五穀豊穣を祈る神事だそうです。2011年の飾り付け、雄船は「加藤清正の虎退治」、雌船は「恵林寺快川和尚の最期・心頭滅却すれば火もまた涼し」でした。ちなみに子供船の飾り付けは、「大坂夏の陣・真田幸村の活躍」、「明智光秀」、「天智天皇・時計の始まり」でした。この動画は大人船2艘のぶつかり合いのシーンのみの収録です。