ビクター マグナファックス MDR-1 1960年頃 スタンパー再生実験ビクターのマグナファックス MDR-1、1960年頃の製品です。
レコードを量産するためにはプレスという工程が必要です。
A面、B面のマザー(原盤)からそれぞれ型取りされた金属製の
スタンパ―で、軟化した塩化ビニールを人形焼きのように上下で
挟んで高圧でプレスしてレコードを作ります。
スタンパーは音溝がマザーと凹凸が逆で、しかも溝の流れも逆ですから、
通常の再生はできませんし、元々再生するものではありません。
マグナファックスは珍しい逆回転再生機能を持っているので、
実験としてスタンパーを再生してみました。