レオさんの優雅?なひととき
今日も隠れ家で何気ないひとときを過ごしていると。
何やらあわただしい音がする。
うむ、駒Aが部屋に戻ってきたようである
実際、夜だというのにまぶしくなり、壁越しに視線を感じる。
貴様は何様のつもりだ、と視線をくれてやれば
しばらくのち、食事を用意して持ってきた
食事はコオロギ(それも太ったフタホシが主食である)
もちろん、咽喉に詰まらせる、なんてことがないように足、頭などは取り除かせている
若干、育ちすぎの肥えたコオロギなので口に入れづらいのだが
別に餓えるというわけでもない
なにより、過保護な気のある駒Aはきちんと床暖房をつけてくれているので
消化不良を起こすのはまれであって
自分好みの温度の上でのんびりゆったりと伸びている
駒は「きようだ」というのだが、外敵から身を守るため片目をあけてるのは当然
まぁ、食後に駒の視線がうざったいのは放っておく
何やら今日は壁越しに黒い物体を置いて行ったので何やら落ちつかぬ。
それよりも早く明かりを消せ
まぶしくて眠れないだろう・・・と思う。