【原発】 高濃度の放射性物質をかかえる現実 (11/12/12)東電の福島第一原子力発電所の事故から約9か月。
関東圏の各都市や各家庭から毎日出されるゴミや排水などに含まれる放射性物質が、私たちの生活に欠かせない最終処理場のゴミ焼却場や下水処理施設などで濃縮され、高濃度の放射性物質を含む焼却灰や汚泥となって、各地で増え続けています。
高濃度の放射性物質を含んでいるという事で、通常どおりの処分が出来ない為に、やむなく一時的に屋内や屋外に仮置き保管をしている施設が多いのが実態です。こうした高濃度の放射能物質を含む大量の焼却灰や汚泥をかかえている深刻な現状に対し有効な手立てがされないまま、国からの明確な対策は今だに出されていません。
放射能物質を含んだゴミや排水、流れていく雨水などは、今も都市濃縮され続けています。
自然界では地形や気候などの条件によって特定の地域や場所に集まり、高い放射線量のホットスポットとして現れてきています。
放射能汚染された焼却灰や汚泥は、埋め立てやセメントなどで固めるなどが検討されてはいるみたいですが・・
実際に、その高濃度の放射性物質が日本国内のドコに処分されていくのかは謎です。