【生國魂神社】(いくくにたまじんじゃ)夏祭り 2019年7月12日「いくたま夏祭2019」
2019年7月11日・12日に行われます。いくたま夏祭2019では獅子舞・枕太鼓・金銀神輿などが勇壮に練り歩きます。枕太鼓は前後左右に激しく揺らされ、赤い烏帽子・瓢箪模様の法被姿の男衆・願人が息を揃えて、邪気を払うとも言われる太鼓を打ち鳴らします。枕太鼓は願人の背もたれが大きな枕に似ていることに由来しています。
【生國魂神社】(いくくにたまじんじゃ):生国魂神社)は、大阪府大阪市天王寺区生玉町にある神社。式内社(名神大社)。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。大阪市中心部、難波宮跡や大坂城(大阪城)から南西方の生玉町に鎮座しています。かつては現在の大坂城の地に鎮座し、中世にはその社地に近接して石山本願寺も建立され繁栄しましたが、石山合戦後の豊臣秀吉による大坂城築城の際に現在地に遷座されています。
この生國魂神社が祭神とする生島神(いくしまのかみ)・足島神(たるしまのかみ)は、国土の神霊とされます。両神は平安時代に宮中でも常時奉斎されたほか、新天皇の即位儀礼の1つである難波での八十島祭(やそしままつり)の際にも主神に祀られた重要な神々で、生國魂神社自体もそれら宮中祭祀と深い関わりを持つとされます。また、同様に大坂城地から遷座されたという久太郎町の坐摩神社とともに、難波宮との関わりも推測されています。その後中世・近世を通じても崇敬を受け、戦前の近代社格制度においては最高位の官幣大社に位置づけられた大阪の代表的な古社の1つです。
場所:大阪府大阪市天王寺区生玉町13-9
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