2011 京都 宇治灯り絵巻頬をなでる空気が心地いい10月。今年も秋の訪れを感じる「灯りの路」の夜が宇治で開催される。
約一千基の源氏絵巻灯籠が並び、宇治川・塔の島を中心に源氏物語の里を雅びに厳かに演出する。
灯籠に沿って歩くと、『源氏物語』宇治十帖の古跡をはじめ宇治の主なスポットを見て回ることもできる。宇治が誇る世界遺産の宇治上神社や平等院の特別夜間拝観、いにしえから残る豊かな自然、十三重石塔や紫式部像に夜間照明が施され、さらに市営茶室・対鳳庵でのお茶席や中の島での秋の夜市など、宇治ならではの楽しみが盛りだくさんに開催される。
また今回は大阪芸術大学グループプロデュースによる「宇治千年往還プロジェクト」として、参加型のワークショップやパフォーマンスイベントも行われる。