観測者の伝達 陥没決まった流れかな1チリにおけるAPECの中止はそこで一応の米中合意的なものを演出し、さらなる時間稼ぎを考えていた中国にとってはやや痛手となる。 しかし彼らはどうも、米国と長期戦になれば自分たちが勝利すると決めてしまったので、今回のアクシデントに対してはどうせ鷹揚に構えているだろう。
しかし米国はAPECがどうであろうがなかろうがファーウェイに対しての制裁を発動するのだし、中国なる領域を金融の面からもじきに包囲する流れに入っている。 習近平主席にはどうも真実の情報が伝達されていないようだ。 これは巨大な官僚組織においてよくあることであり、担当者が自らの地位を守るがあまりに、自分の責任ではないと事実と違う、中国にとってだけバラ色の数字を上げて、上の覚えをよくするというそうした力が働いている。
中国内部において、銀行なるものが本当に壊滅方向に入ろうとしているのにもかかわらず、これらの金融システムを デジタル人民元 というなんの裏付けもない通貨に全て移行させ、国民の決済をこれに強制する事によって、既存の紙切れや硬貨の人民元との交換レートを大きく調整することで、借金から何からかにから、問題の殆どは解決する… とどうやら吹き込んでいる連中がいる。
流石にそれはないんじゃないかなあと素人のわたしでもそれを思うが、本当の意味での資本主義を経験していない彼らは、脳内机上理論も、国民の数で押し切れると考えているようだ。 痛い目を見る事になる。
そして中国の人権毀損問題とでも言えるものを彼ら自身が自らの形を変えてこれを解決しなければならないのに、彼らは己の体制の強化、硬化とでも言える方法でこれを弾き返そうとしている。 この今の流れに社会信用システムと、完全なる検閲が合わされば、ひょっとしたら中共の思惑通りに進むのかもしれない。
信じたくないが、中国人における、特に都市生活者たちは、このウイグル人らを本当にテロリストだと思っている。 田舎においてはどうやらこれらの情報すら入っていない。 ニンゲンが人間を支配して何が悪いのかというシステムを構成する部品として機能する限り、彼らの消滅は近いと思っているが、これは証拠の提示が不可能なのであまり強くも言わない。
これからの中国の見え方が貴方にとってどうあるかで、貴方がどういった世界構造線の上にいるのかという事の判定ができるだろう、とこれまた無責任に言っておく。
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人類が持っている内から出るエネルギーが小さくなっている。 しかし地球表面というのは有限設定なので、人間が退却した分、その他の存在がそれら存在主張を拡大する。 この様な解釈で今急速に全世界で広がっている感染症、そして野生動物や昆虫などの反転攻勢、人間に対しての攻撃とでも言える動きを認識することだ。
人間はこの弱肉強食の既存の世界設定がまだかろうじて継続しているその中で、自分で自分を制限拘束する事によって自ら弱くなることを選択している。 全てがそうだとは言わない。 しかしそうした座標領域が拡大している。 そういう後退した人類部分にウィルスなどが侵入し、更にその人間個体数を激減させる為の動きを開始する。
一つの文明が、一つの星が終わるとき、その表面上でとりかえしがつかない疫病が蔓延することは、この宇宙における基本総則の一つとして採用されているそれだ。 後は、陥没沈降という風な、その文明の痕跡を消滅させて次のターンに向かうというのも、少なくともこの地球においてはそれは採用されている。
東京五輪の前後で人類のどのような精神係数、生命係数が計測されているかは知らない。 しかしこれが開催されるかどうかというのが、それからの世界構造線の進行に大きな影響を与えるのだというのは知識の片隅に入れておいてほしい。 ま、いつも言うけど何の証拠の提示も出来ないけどね。
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東京五輪の開催の可否が今後の人類の方向性に何故大きな影響を与える指標になるかはここでは説明しない。 そしてこの地球という名称の惑星に限らず、太陽系の全ての惑星が今相当の活発化の中にあり、それぞれの星の単位でいう所の平年よりは遙かに過激な活動を開始しているということを我々は一つ知っておく必要がある。
地球の平穏期間というものはこれから相当の高い確度で終わるのである。 無論その異変が相当の長期にわたるとはわたしは言わない。 その後で生き残った人類の数がどれほどのものになるかは知らないが、復興の道筋は残されている。
わたしや貴方にはリモートユーイングという能力はないのでこれらの情報の共感同意することは基本難しいのだが、そういう事を一旦置いてしかし、今この地表の世界においては単一の生命種族である人間だけを狙って発生しているかの事案、そして人間自身が自ら造ってしまっている事案がいくつかある。
我々が想像する以上に大気の環境汚染は深刻だ。 その中に含まれる微粒子の正体などは恐らく各国の関係者はもう掴んでいるとは思うが、人心が惑うので公表できまい。 支配層が環境ビジネスにカネを投入して差益を抜くのが精いっぱいだ。
五輪の前に戦争が、紛争が発生し、それによって五輪が中止になるというシナリオが仮に現実のものになったとき、それがトータルで人間の残存数にどのように影響を与えるのかというのをわたしはまだ測りかねている。 損耗率の設定が出来ないのだ。
冬至を過ぎて、そして年のあけての節句以降、世界は崩れていくのではないかなとわたしは漠然と捉えている。