葛城トオル、西福寺で地獄絵を語る(2) 京都の松原通り、鴨川東岸側の地域は、平安時代の京都の葬送地のひとつでした。
毎年、お盆の時期(8月7日~10日)になりますと、亡くなった先祖の霊である「お精霊(しょうろう)」を迎える「六道まいり」という行事が行われます。
「六道まいり」が行われるお寺のひとつである西福寺では、毎年その時期になると、寺に古くから伝わる地獄絵(六道絵)や、美しい皇后が死体となって朽ちていく様を描いた「檀林皇后九相図」などが公開されます。
そんな西福寺の貴重な絵図を、京都の妖怪絵師にして妖怪伝道師である葛城トオル氏の解説で見ます。
3回シリーズのうち第2回は、寺に伝わる「地獄絵(六道絵)」の解説です。
*『京都妖怪探訪』まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm