【金八アゴラ(2016/04/29OA)】(6/11)研究開発費の一律費用処理問題 衆議院北海道5区・京都3区の補選が終わりました。景気回復のためには「生活保守路線」に立ち返り、脱ネオリベを推進することが必要です。京都3区での大阪維新の惨敗は、脱ネオリベの流れの傾向を示しています。
「パナマ文書」については、詳細が5月10日に公開されるようです。昨年のG20・OECDの合意により、全世界的に租税回避地(TaxHaven)対策税制の整備が進むこととなりました。我が国では、「海外子会社からの配当に関する益金不算入」に関する「二重非課税問題」がありましたが、改正法が今月(2016年4月)から施行されました。
軽減税率の拡充は、与党だけでなく野党にも支持が広がり始めているようです。
三菱自動車の燃費偽装問題の背景に、研究開発費がトヨタの10分の1以下という問題が指摘されています。この背景には、日本の製造業に決定的なダメージを与えた「研究開発費の一律費用処理化」(2006年)がありそうです。
注目の参議院東京選挙区では、竹谷氏(公明)>>蓮舫氏(民進)となりそうです。蓮舫氏は創価学会と不倶戴天の敵である立正佼成会の看板候補であり、二人の勝敗についても目が離せません。