生き物地球大紀行 第2章種の繁栄のため、障害を乗り越え、次世代を確かなものにしようと大移動する光景には驚嘆させられる。内戦で荒廃したスーダンではシロミミコーブの群れが健在し、命懸けの、しかし、どこかコミカルな繁殖の儀式が行われていた。ここ30年で初めて確認された歴史に残る映像だ。さらにオーストラリアオオコウモリが子供を抱え、半透明な翼で空へと舞い上がるすばらしい映像も紹介する。コスタリカの熱帯雨林に生息する働き者の軍隊アリ。メスとその子供にあたる20万頭の幼虫は1日に3万ものエサの死骸を必要とする。そしてフォークランド諸島のゾウアザラシ、ペンギン、マユグロアホウドリの驚くべき摂食行動と繁殖行動を紹介。彼らは繁殖のため海から陸へと移動しなくてはならない。
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