FCバルセロナ vs パリ・サンジェルマンFC【前半】チャンピオンズリーグ グループリーグ 2014-152014-15 チャンピオンズリーグ グループリーグ 2014.12.10 FCバルセロナ 3-1 パリ・サンジェルマン 両チームの狙いは、グループFを首位で通過できる結果を得ること。勝利が必須だったバルセロナに対し、パリは勝ち点1で十分だった。この対戦には結果だけでなく最高レベルのサッカーも期待されていたが、その期待にたがわず、ほかのどの名シーンにも引けを取らないような極上のプレーが披露された。バルサのルイス・エンリケ監督は、3-4-3という大胆な布陣を選択したが、これはあまり機能しなかった。パリに敵地で敗れた試合ではタッチライン沿いでスペースを与えていたが、この日もイブラヒモビッチのパスを受けたルーカスが右サイドを突破。余裕を持ってペナルティーエリア内のブレズ・マトゥイディにボールをつなぐと、丁寧な落としを受けたイブラヒモビッチが難なく先制ゴールを蹴り込んだ。トップレベルの戦いになると、チャンスを逃せば必ず代償を払わされる。この試合のハーフタイム直前には、それをあらためて実感するような場面が相次ぐ。