ウルグアイ vs イングランド【前半】FIFAワールドカップ グループリーグ 2014 立ち上がりは、両チームが勝つこと以上に負けないことを重視した戦いを選択し、動きの少ない展開となった。しかし、エースの一撃で試合が動き出す。前半39分にスアレスが頭で流し込み、ウルグアイが先制する。すると、後がなくなったイングランドが重心を前に移していく。得点こそ生まれなかったが、激しい戦いになる雰囲気を漂わせて前半を折り返した。後半に入り、先に主導権を握ったのはウルグアイ。得点を目指すイングランドに対し、守備を固めてカウンターを繰り出す。得意の展開に持ち込んだが、後半30分にルーニーに決められ、試合を振り出しに戻されてしまう。一転して暗雲の立ち込めたウルグアイだったが、背番号9が再びチームを救った。同40分に最終ラインの背後へ出たボールに反応したスアレスが豪快に蹴り込み、これが決勝点。頼れる男の大活躍で、ウルグアイが勝利を収めた。