山本先生、初めまして。私は兵庫に住む耳が聞こえない女性です。
今回の「ゴッドハンド輝」を読んで少しがっかりさせられました。
輝が電話を通して風鈴の音をも聞き取る場面、あれを耳が聞こえない
人が読んだらどう思うのか考えられたのでしょうか?
私は少し心が傷つきました。日頃から周囲の音声を聞き取ることも出
来ない、電話さえもできないのですよ。まるで耳が良過ぎることを逆
自慢されているようで、少し悲しくなってきます。
出来れば、今後は障害を持った人間のことも描いて欲しいです。例え
ば耳が聞こえない高校生が安田記念病院へ入院して、輝がコミュニケ
ーションに苦労しながら最後には手話も覚えて健常者と障害者のコミ
ュニケーションの楽しさを描き出していく・・・こういう展開をして
下されば、私ももっとこの作品が好きになるでしょうし、感情移入も
出来るのではないかと思います。
突然の苦情、すいません。でも耳の障害を持った読者もいるというこ
とを山本先生にも知って頂きたかったのです。それでは失礼します。