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仏像盗難事件で話題になっている対馬市が、韓国人観光客の受け入れ問題に揺れている。盗まれた仏像の代わりを持ってきた浮石寺の住職に続き、韓国から２００人の祈祷師が来日。無許可で鐘や太鼓を打ち鳴らし、二時間にわたって踊り続けた。こういった数々の行為が契機となり、対馬と韓国との交流が見直されはじめている。３０年にわたり行われていた朝鮮通信使再現パレードも、中止すべきという声が上がった。しかし、対馬の観光業に携わる人にとって、韓国からの旅行者は生命線。「受け入れたくはないが、そうしなければ生活が成り立たない」。そんなジレンマに頭を悩ませている住民も、また多いようだ。

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