#その24 秘密結社の隠蔽工作と,各種組織団体の活用法(内部潜入や乗っ取り)@
・秘密結社は暗黒の事業を企てているために,終始自らの存在を隠蔽して,その陰険なところを人々に知らせないようにしている。
ワイズハウプト曰く,「(新世界秩序の完成までは)フリーメーソンの本社を隠蔽せよ。商社若しくはこの種の外観の下に隠蔽せよ。本社をこれらに埋れさせて人々に知られないようにせよ。」と。
(紹介者注:フリーメーソンの本社とは,中▲銀行やスイス・バーゼルのBISのことか?)
・秘密結社は,その密行性,ステルス性のために,世の中の 他の組織団体を活用する。
ありとあらゆる組織団体に潜入 潜伏して,秘密結社の意に沿う組織に変える。
言うことを聞かない組織団体に対しては,分裂 破壊工作をする。彼らによる自分達の意に沿わない言論を封殺する。
都合の良い組織団体がない地域には自ら直接フロント組織を作るか,他者にそれを作らせる。 こうして,本社を民衆に知られないように隠すとともに,民衆を束ねて,とある方向に誘導する。
マッジニ曰く,
「(世界中の民衆を)結合させる。万事はこのことに尽きる。これが困難だというのなら,民衆を承服させて従わせることなどはできない。民衆を従わせるためには,彼らを糾合・結集させなければならない。民衆を糾合できた日は,すなわち,新世紀(=新世界秩序)が生まれた日だ。」と。
・秘密結社の究極目的は,新世紀 = 新世界秩序の樹立であり,前記組織団体の潜入工作・支配工作等は,それに沿う課題の一つにすぎない。
むしろ,政治社会に隈無く入り込み,食い込んで,勢力を拡張することにある。
そのため,政治行政のありとあらゆる役職,官吏・官僚,そして大臣宰相,内閣総理大臣のポストに人を送り込む。又は秘書官を送り込んで,間接支配をする。
・物事の本質,真偽・正邪を見抜く 者達がしっかりと目を見開き,こんにちの社会を観察したならば,学術界,商工業界,教育界,そして政治の世界においても,万事が秘密結社の手中に収め取られていることを知って,大いに驚愕するであろう。
・実は,日本国は,国民が秘密結社の存在を知る前に,その国のすべてが既に秘密結社の手中に収められている。@
#(紹介者注:)
バーネイズ著「プロパガンダ」という書籍は,本章の重要な参考文献となると思います。
同文献によれば,ある組織団体の重要人物に影響を与えて,ある意見を注入することができれば,その組織団体内にいる人間はすべて同じにさせられる,というのです。
なお,バーネイズは,こんな卑近な例も挙げています。医者が患者にとある治療・手術を施したいときは,親族を呼んで親族をまず説得するべきだという。すると,患者は自然と医者が思う治療・手術をすることに同意することになる,と。@
https://www.youtube.com/watch?v=2x3Pgj4y1kU&list=PLCqE4w3N34D_kUjB2tW9Gz_C323CO4e0m