STORY
オーストラリアの田舎町にある日突然、チャーター機が不時着する。そこには、伝説のジャズミュージシャン、ビリー・クロス(マイルス・デイヴィス)とそのバンドが乗っていた。彼らはそこで即興演奏を始める。それを見つめる地元の少年ジョン(コリン・フリールズ)。彼の視線に気付いたビリーは「君は音楽をやるべきだ。パリへ来たら俺を訪ねろ」と言い残して去っていくのだった。そして、20年の歳月が流れ、ジョンは地元のアマチュアバンドでトランペットを吹いてた。優しく美しい妻や子供たちとの生活は満たされていたが、心の中はジャズミュージシャンへの憧れが渦巻いていた。そしてジョンはついに決意をし、誰にも告げずに彼はビリーの待つパリに旅立って行く…。