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大きな宇宙をキャンバスにして描く美しい絵画 雲と陽光の美しさに見とれてしまう。

壮大な宇宙のキャンバスに書きなぐる陽光と雲陰陽あいまって 美しさを増してゆく、 どちらかがかければそれはつまらない絵にしかならない。 朝夕手を合わせていた母のすがたを思いだし母の謙虚さが恋しい、夕陽を見るたびに今は亡き母が懐かしく恋しい、死に目にも会えなったのに母は夢にさえ見ることはない、自分の親不孝が恨めしくなる、7歳ぐらいまでは母のたもとをつかんで離さない子供だった、母以外の人はみな怖く特に男性恐怖症だった、いつも隣の女の子とままごと遊びをするのが楽しみだった。

津波のごとく押し寄せる雲の群れ 突然漆黒の闇に包まれ二度と姿を見ることはなかった。