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弟子たちや人々は、イエスがこの世の王としてこの凱旋をしたと思い込んでいました。イエスは、目前に控えた、受難の十字架を見越して、公然と人々にご自身をあがない主として示されることはイエスのみこころでした。堕落した世に対するご自分の使命の最後の仕上げとなる犠牲に人々の注意を引こうとのぞまれたのです・・・・。

イエスは、これまで、このような目立つことを許されませんでした。しかし、ご自分が地上へ来られたお目的を果たされるに先立ち、メシヤとして、また贖い主としてのイエスご自身が、栄光をお示しになる必要がありました。 弟子たちを含め人々は勝手にイスラエルの新しい王として受け入れ、喜ばしい救いのおとずれを祝いました。

キリストがお生まれになる500年も前に預言者ゼカリヤによって預言されたことが成就した場面です。イエスの宣教旅行はいつも徒歩でしたので、ろばを用意するようにお命じになったことを不思議に思いましたが、彼らはイエスが王として宣言されえるのであろうと思い、他の人々に伝えたので、人々は興奮に包まれました。なぜなら、ローマの圧制に人々はつかれていましたし、群集は開放の時が近いと思い込みました

今回は、朗読にしました。 楽しんでいただけれれば、うれしく思います。