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平成２３年７月３０日。兵庫県朝来市にあるさのう高原に、フォレストアドベンチャー・朝来がオープンしました。フォレストアドベンチャーとは、自然共生型のレジャー施設のことです。森の立木をそのまま利用して、木に負担をかけていないため、いつでも元の森に還すことが出来る自然に優しい施設になっています。施設内には４つのコースがあり、それぞれにスリルあるアトラクションがあるため、子どもから大人まで楽しむことが出来ます。

平成２３年９月１日兵庫県豊岡市にあるじばさん但馬で但馬の祭典２０周年事業推進協議会設立総会が行われました。平成6年に但馬全域を舞台に四季を通じて行われた但馬・理想の都の祭典。平成２６年に２０周年を迎えるにあたり、失われつつある但馬人としての誇りや地域の活力低下を但馬の祭典２０周年事業を機に取り戻し、但馬の可能性や但馬らしさを内外に強くアピールし確かな未来へ繋げていくため協議会が設立されました。

京都御所から、下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かう行列「路頭の儀」でよく知られてる葵祭。祭りの起源は、今から１４００年前に凶作が続いた為、旧暦の４月中酉の日に馬に鈴を付け、人にシシガシラをかぶらせ、これを走らせ祭礼を行った事から始まったとされています。平安王朝の風雅な行列を見に、今年も多くの見物客が訪れました。

兵庫県の丹波地域にある篠山層群からは、平成１８年８月に大型草食恐竜ティタノサウルス形類の恐竜化石が発見されました。平成１９年３月から本格的な発掘調査が行われ、現在第５次発掘調査まで進んでいます。地域住民、行政など６１の団体で構成される「たんば恐竜・ほ乳類化石等を活かしたまちづくり推進協議会」などが行っている恐竜のまち丹波を広く知ってもらうための色々な活動を紹介します。

城崎温泉の開祖である道智上人（どうちしょうにん）を偲び、城崎温泉の繁栄と入浴客の安全を祈って、毎年４月２３／２４の両日は町を挙げて温泉祭りが行われます。城崎には、コウノトリにより発見されたという「鴻の湯」や、道智上人が一千日の間八曼荼羅を唱えた事で、開かれたとされる「まんだら湯」など７つの外湯があります。 この日は、城崎温泉の守護寺である温泉寺のお坊さん達が稚児行列と一緒に城崎温泉の入浴客の健康と安全を祈り、外湯を「湯祈祷」してまわりました。 歴史の残る城崎温泉に、是非一度足を運んで下さい。

兵庫県美方郡新温泉町にある田君川には、昭和４０年頃までバイカモが自生していました。しかし、川一面に葦が生い茂りバイカモが全滅してしまいました。 昔の美しかった田君川を取り戻そうと11年前から田君川周辺の地域住民が「田君川バイカモ保存会」として、バイカモの移植や葦の除去作業、周辺の整備等をボランティアで行っています。そうした活動が実を結び、幅１０メートル、長さ３００メートルのバイカモの群生地として、多くの観光客でにぎわうまでになりました。

兵庫県篠山市は、兵庫県下で茶の生産量が約６０％を占める、県内随一の茶どころです。その篠山市の中でも味間（あじま）地区は、篠山市の茶の生産量の約７０％を占めており、毎年６月始めの一番茶摘みの時期に、丹波茶まつりが行われています。今年も品質の良い丹波茶を楽しみに多くの観光客が訪れました。大国寺と周辺会場では、茶摘み体験や観光大使である茶娘の写真撮撮影会、泥田の中で運動会をする大田動会が行われました。カメラを構えた観光客の姿が多く見られ、祭りを満喫していました。

兵庫県豊岡市で毎年行われている「とよおかオープンガーデンショー」。今回で１０回目を迎え、今年もたくさんの庭が公開されました。３月１１日起った「東日本大震災」。遠く離れた但馬でも、何か出来る事はないか？そんな思いから、被災地へ寄せ植えを届ける「コウノトリの箱庭」運動が立ち上りました。たくさんの人に活動を知ってもらうため、まずは「とよおかオープンガーデンショー」のメンバーに呼びかけ賛同してもらい、多くの人が活動を支えています。

山陰海岸ジオパークはその名前から海岸線ばかり注目されがちですが、山側にもジオサイトが数多くあります。その中のひとつに、日本の滝１００選にも選ばれた「猿尾滝」があります。猿尾滝には、第１回兵庫県観光ボランティア発表会で、最高位である県知事賞を受賞した名物ガイドがいます。軽やかな語り口で観光客を魅了し、魅力を伝えていくガイドの西村さんに案内のコツを教えて頂きました。

平成２３年７月３日兵庫県豊岡市にある豊岡教習所で、「クラッシックカーフェア　ｉｎ　Ｔｏｙｏｏｋａ」が開催されました。会場には、約５０台の自慢のクラッシックカーが集まり世代や地域を越えた交流が行われていました。同日、クラッシックカーファンクラブ但馬が発足し会員同士の交流や地域貢献をして行く事などが確認されました。

兵庫県と京都府にまたがる丹波地域。府県の垣根を越えて丹波地域を全国へ発信しようと平成２２年７月２９日「大丹波連携推進協議会」が発足しました。発足２年目となる平成２３年７月１１日兵庫県篠山市の篠山商工会館で大丹波連携推進協議会総会が行われ、今後の活動計画などが話し合われました。協議終了後、商工会館前から大正ロマン館前まで各市町のゆるキャラたちが新しく決まった大丹波ロゴののぼりと一緒に練り歩き、大丹波をPRしました。

１９７７年（ 昭和５２年）に豊岡市出石町の旧窯元宅から発見された絵図は、当時出石焼の窯場周辺を描いた絵図として発表されました。今回の会見ではこの絵図が、朝来市生野町にある郷土資料館「生野書院」に所蔵されている「明治初年の猪々野絵図」の下絵図だったことが判明。このことにより、絵図の作者である蘆汀（ろてい）といわれる人物が出石町新町（現在の谷山）出身であることや、旧窯元宅に蘆汀が描いたと思われる絵があることなどがわかりました。しかしまだ蘆汀といわれる人物はわからないことが多く、また何故この旧窯元宅に絵図が残されていたのかなど、今後の調査が待たれます。

山陰海岸ジオパークのほぼ中央部に位置する竹野海岸には、年間約３０万人訪れる関西で有名な竹野浜海水浴場があります。その周辺にある竹野港から、竹野海岸のジオサイトが見られる遊覧船が平成２３年７月１６日から8月２０日まで期間限定で就航しています。竹野港を出発した遊覧船は、大浦海岸、淀洞門、はさかり岩、猫崎半島など普段見る事の出来ない海岸線からのジオサイトを巡ります。

平成２３年８月２７・２８日の両日、鳥取県鳥取市にある鳥取砂丘で第７回全日本サンドボード選手権大会が行われました。斜度約３０度の急勾配を日本海に向かって滑り降りる鳥取大砂丘のニュースポーツ。２日目のストレートジャンプ大会ではスノーボードとは違う砂の感覚に慣れない参加者でしたが、公式練習を終え次第に感覚を掴み、キッカーからの豪快なジャンプと華麗なトリックで観客を魅了しました。

平成２３年８月３０日兵庫県豊岡総合庁舎で、但馬グリーンツーリズム協会設立総会が行われました。但馬地域には、従来南但馬と北但馬にそれぞれグリーンツーリズム協会があり、都市と農山漁村の交流活動を実施してきました。 今回、両協会が合併し、新たに但馬グリーンツーリズム協会が設立されました。

京都府京丹後市にある公益財団法人京都産業21北部支援センターは、中小企業や起業家をサポートし、京都産業の発展に貢献する事を目的として機器の貸付、共同研究、技術相談、依頼試験などを行っており、企業の人材確保支援として今回 丹後ものづくり見学会が行われました。この見学会は、毎年行われており、大学生、専門学生などを対象に高い技術力をもった丹後の機械工業企業を廻り企業をよく知ってもらい、就職の視野を広げてもらうため行われています。公益財団法人京都産業21北部支援センターがある丹後・知恵のものづくりパークでは、人材育成のため、ものづくり基礎技術習得研修など、年間にたくさんの講座・研修などを行っています。

平成２３年８月２６日から２８日にかけて、兵庫県丹波市氷上町にある福田集落でワークキャンプが行なわれました。ワークキャンプとは合宿型ボランティアのことで、今回のワークキャンプでは、都会に住む学生がボランティア要請のあった福田集落を訪れ、住民の困り事である真夏の草むしりや草刈り、蕎麦の種まきを手伝いました。このキャンプに参加したのは、ボランティアをしたいと考える関西学院大学、北九州市立大学、神戸常盤大学、武庫川女子大学の学生達で、男性１１名、女性８名の計１９名です。

平成23年7月30日　兵庫県豊岡市日高町にある神鍋高原道の駅で「神鍋ロボット教室2011」が開催されました。抽選で選ばれた15組の親子が、黒い線をなぞって走るラインレースロボット作りに挑戦しました。出来上がったロボットは、チューニングを終えた後、認定コースでタイムトライアルを行ない大いに盛り上がりました。

平成23年7月22日兵庫県豊岡市にある玄武洞公園に音と映像で玄武洞を案内するタッチパネルが設置されました。除幕式後、早速子どもたちがパネルに触れ、７０インチのモニターに映る映像を見ながら、楽しんで玄武洞や山陰海岸ジオパークを学んでいました。このタッチパネルは、設置場所に合った情報を遠隔地から配信、操作出来るデジタルサイネージが採用されており、今後、観光地情報や地域情報などを随時配信する事も出来ます。タッチパネルの設置で、山陰海岸ジオパークや玄武洞の事が分かりやすくなりました。

兵庫県篠山市にある今田町は、丹波立杭焼きで有名な地域で、町中には、約６０軒の窯元が軒を連ねています。丹波焼きは、瀬戸、常滑（とこなめ）、信楽（しがらき）備前、越前とともに日本六古窯の１つに数えられ、窯が開かれてからおよそ８００年の間、一貫して生活用器としての、皿、壷などを生産してきました。様々な時代を経て、慶長１６年に朝鮮式半地上の登り窯が導入され、それまでの穴窯に比べ、焼成時間が短く、一時に同じ製品を焼成出来た事から大量生産が可能となりました。同時に、日本では珍しい左回りのロクロ　蹴（け）ロクロが採用されました。

平成２３年４月２９日　兵庫県豊岡市日高町にある神鍋高原では、第１０回清滝溶岩流まつりが行われました。７集落ある清滝地域が村おこしの為に始めた溶岩流まつりも今年で１０回を数え、多くの人で賑わっていました。また、同日、神鍋溶岩流ジオウォークも行われ、１７７名が参加しました。今年は、全長約3キロの景観の美しい溶岩流スポットの内、９１０メートルの遊歩道が完成。遊歩道記念式典も行われ、新しい遊歩道を含む４キロ、１０キロの２コースを山野草や滝の水音を聞きながら、参加者は思い思いにウォーキングを楽しんでいました。

山陰海岸ジオパークも世界ジオパークネットワークに加盟認定され、ますます今後の活動が楽しみになってきました。山陰海岸ジオパーク協議会の専門員である三木武行先生に山陰海岸について、色々な角度からお話をして頂きます。今回は、段丘について、海岸段丘・河岸段丘など大地の隆起についてお話して頂きました。

兵庫県豊岡市但東町では、平成２３年４月１５日から４月２６日の12日間 但東チューリップまつりが行われました。今年は、気温が上がらず開花が遅れましたが、取材に行った日にはフラワーアートがキレイに見えていました。 ２０数年前、球根栽培が衰退して行く中、球根栽培をやめる覚悟が出来ていた農家が、最後にパッと花をさかせて綺麗なチューリップをみてもらおうやないか！と始まったチューリップまつり。今年は、家族の絆をテーマに「ペコちゃん」が会場を彩っています。

兵庫県丹波市氷上町にある水分れ公園は、本州一低い中央分水界の境界線の南側に位置しています。中央分水界とは、河川の流れを分ける境界のことで日本の太平洋側と日本海側分けています。氷上町石生で­は、標高約９５メートルと本州一低い中央分水界です。水分れ公園へ続く道路が、中央分水界の境界線であり、道路より南側へ 降った雨は加古川から太平洋へ、北側は由良川を流れ­て日本海へ注ぎ込みます。また水分れ公園は、桜の名所でありこの日もたくさんの方がお花見に来られていました。

平成23年３月19日、兵庫県豊岡市出石町にある、出石城跡内の稲荷神社とその周辺で、出石初午大祭が行われました。初午大祭の由来は、江戸時代に出石城藩主が年に１度、旧暦２月の初午の日に、城内の稲荷神社へ町民の参拝を認めたことが始まりと言われ、但馬に春を告げるお祭りとして知られています。豊岡市の人気キャラクター「玄さん」も稲荷神社に参拝しました。また、多くの人が地震災害の義援金に協力していました。

兵庫県朝来市生野町口銀谷・奥銀谷地域で、平成２３年３月３日〜６日に開催された「銀谷のひな祭り」口銀谷地域では８年前から地域全体で取り組み始め、今年は約１１０軒の家や店舗でおひな様が飾られました。３年前から奥銀谷地域も本格的に取り組み始め、今年は約４０軒に飾られました。大正時代のおひな様や市松人形、珍しいおひな様も飾られており、観光客の皆さんは、思い思いにひな祭りを楽しんでいました。

平成23年３月４日、兵庫県篠山市にある城南会館で、まちづくりに関する意見交換会が行われました。 平成22年８月に第１回の意見交換会が実施され、少しずつまちづくりの方針が定まってきました。 第５回となるこの日は、まちの発展について、意見の集約を行いました。 まちづくり協議会の関係者、各集落の自治会長、行政担当者が、地域資源の活用や、住民主体のまちづくりについて考えました。

平成２３年２月２７日、兵庫県篠山市後川（しつかわ）にある、旧後川小学校で、「第１回後川春来いまつり」が開催されました。 このお祭りは、地域の交流と元気づくりのきっかけになればと企画されました。 西宮公同幼稚園からも参加者が集まり、大変にぎやかなお祭りとなりました。 子どもたちと一緒に、地域の良さを再発見した一日となりました。

山陰海岸ジオパークも世界ジオパークネットワークに加盟認定され、ますます今後の活動が楽しみになってきました。山陰海岸ジオパーク協議会の専門員である三木武行先生に山陰海岸について、色々な角度からお話をして頂きます。今回は、砂の造形についてお話して頂きました。

世界ジオパークネットワークに加盟認定された「山陰海岸ジオパーク」で平成２４年１月３１日まで「山陰海岸ジオパークスタンプラリー」が開催されています。山陰海岸ジオパーク推進協議会ジオパークガイドの大森さんに、これから秋冬のおすすめジオサイトもお聞きしています。スランプラリーの台紙を持ってジオサイト巡りをしてみてはいかがでしょうか？

平成２３年６月１９日兵庫県美方郡新温泉町にある湯村温泉にて、第１２回全日本かくれんぼ大会が行われました。この大会は、仮装（コスプレ）が有名で、今年も趣向を凝らした仮装の参加者が多く、大会を盛り上げていました。約２００人の隠れ人と約４００人のオニが湯村温泉街でかくれんぼをし、普段の観光とはひと味違った湯村温泉を楽しんでいました。

平成２３年７月３１日に、兵庫県丹波市春日町にあるひまわり柚遊（ゆうゆう）農園で、ひまわり祭りが行われました。今年は台風２号の影響で、蒔いた種がほぼ全滅し、後日再度種蒔きをしたため、ひまわりの開花が遅れ、祭り当日には農園の一部にしか花が咲いていない状態でしたが、およそ１２００人が訪れました。

兵庫県篠山市にある篠山城跡の西側の地域には、古い町並みが今も残っています。その町並みの中に、江戸時代の家のたたずまいを見る事が出来る、武家屋敷安間家史料館があります。平成２３年７月１６日、史料館の中で、昔の人が持っていた「モノ」を大切にしようとする心を体感するために、Tシャツなどの使い古した布を使った、手づくり布ぞうり体験のワークショップが行われました。ワークショップには１１人の地元住民が参加し、普段作る事のない布ぞうり作りに挑戦しました。

平成２３年７月２４日、兵庫県丹波市青垣町にある江古花園で、はす祭りが行われました。祭りには、地元住民や県外からの観光客など約３００人が訪れました。会場ではザリガニ釣りや、釣ったザリガニを使った競争が行われ、子どもたちは大はしゃぎして楽しみました。江古花園の側には、国の登録有形文化財である蘆田家住宅があり、家の中はオシャレなカフェになっています。カフェの庭では「丹波ふれあいアートマーケット」が開かれ、ステンドグラスの制作体験や南米音楽演奏会などが行われました。

近年、全国的に農業被害の原因の１つとなっている鹿。その鹿と地元の野菜を使って作る健美食の発表会が、７月１３日に兵庫県豊岡市日高町のリゾートＩＮＮスノーランドで開催されました。参加者は気になる料理を自由に手に取り、なかなか食べる機会のない鹿肉を堪能しました。

６月１２日に、兵庫県丹波市市島町にある三ツ塚史跡公園で、地元住人主催の「第２４回 花しょうぶ三ツ塚史跡まつり」が行われました。公園内にある約１６００平方メートルの花しょうぶ園には、６３種類約２万本の花しょうぶが花を咲かせています。フリーマーケットや屋台の出店、芝生ステージでのパフォーマンスなども行われ、およそ３０００人の来場者で賑わいました。

今年は全国的に、例年より早く梅雨の時期に入りました。山陰海岸地域には、ジオパークについて学ぶ事の出来る施設がいくつかあり、雨の日でも楽しむ事が出来ます。今回はその中の、琴引浜鳴き砂文化館、山陰海岸ジオパーク館、山陰海岸学習館を紹介します。雨の日は、このような施設に行き、ジオパークを更に楽しんでみてはいかがでしょうか。

山陰海岸ジオパークであるハチ北の山の植物や地質について学び、その魅力を知るためのツアーが、５月２５日に兵庫県美方郡香美町で行われました。 ツアーは、兵庫県立人と自然の博物館と香美町の共催で行われ、地元住民や京阪神から訪れた人たち、計１７名が参加しました。 ツアーでは、ハチ北の良さを広く伝えられるハチ北自然案内人の方々が植物のガイドを、地質学鉱物学の理学博士である先山徹さんが地質のガイドを担当して、参加者のみなさんにハチ北の魅力を楽しく案内しました。

５月１５日に、鳥取県立博物館主催で、山陰海岸のジオスポットをバスで回るツアーが開催されました。ツアーでは神鍋火山の噴火口、玄武岩で知られる玄武洞公園、竹野海岸にある猫崎半島を回り、地質学鉱物学の理学博士である先山徹さんに、ジオスポットの説明をして頂きました。