『大天使ミカエルインカーネーション』地上編第14話「巡礼の受難」(再収録版)53:51 MP4地上編第14話「巡礼の受難」
「ミカエルが死ぬ」という不吉な予言が天から降りてきた。
この予言を回避すべくミカエルは世界各地を巡礼し、秘奥義を用いて、各地の霊場の封印を解禁していき、アメノウズメ、アマテラスオオミカミ、大物主神と次々と神々の仲間を加えていった。
大日如来、大物主神と融合したミカエルの霊力は、地上最強の神のクラスとなり、キリストの力を完全復活は間近であった。
このため、キリストの復活を阻止せんと異次元から邪神カーリーと2000体以上の上級魔族達(大天使級の実力者)が次元転送によって出現した。下級悪魔まで含めれば、その数は5億体を超えていた。
奇襲を受けたミカエルを守っていたのは、ガブリエルから光の力を授かっていたレイチェル達シスター3人(いずれも中級悪魔程度の霊力)だけだった。
「お前たちはすぐに死ぬことになるから、俺についてくるな」というミカエルの言葉をよそに、レイチェル達はミカエルの元にかけつけようと急ぎ、目の前にたちはだかった邪神カーリーと対峙したが…。
レイチェル達は、ミカエルを愛していたが、実力者だったゆえに、ミカエルだけがどんどん強くなっていく、その嫉妬心を邪神カーリーに捉えられてしまった。愛とは何かを問う第14話。
異次元から無限に来襲する大勢の悪魔達の攻撃を回避しながら、ミカエルは邪神カーリーに対峙し、吸収された3人を救い出すために邪神カーリーの腹部に渾身の一撃(突き)を3度放ったが(カーリーの体長は15m程度、ミカエルの体長は178センチ)、邪神カーリーの実力はミカエルに近く(当時のミカエルの8割程度)、大勢の悪魔達の攻撃をかわしながらでは、いずれも致命傷は与えられなかった。
時間が経つにつれ、体力が奪われ、劣勢に立たされていったミカエル。
カーリーの内部で邪神化しつつあった3人は、死の間際に涙して自身の心に内在していた悪心(このようになってしまった因果関係)をミカエルに詫びるのだった。
邪神カーリーはミカエルと地上の全てを滅ぼすために異次元から核ミサイルを4000万発発射した。
これらが地上におちれば、カーリーのフィールド化の魔力によって地上に核戦争が実現してしまう。
ミカエルは、上空に高速の突きで霊力をショットガンのように次元転送を兼ねて放出し、地上に出現する前の異次元の上空でこれらを撃墜したが(この神のわざをキリストの力を引き出したミカエルは、ちょうど使えるようになっていた)、3発以上が地上に落下してしまった。
戦いは18時間を超え、多数の魔族の攻撃を回避し続け不眠不休で一瞬たりとも休む間が無かったミカエルに限界が訪れた。
「ミカエルが死ぬ」という予言は成就したのか…?
--
再収録版では、
OPのイラスト(神祖提供の間違い探しのイラスト)を修正し、
本編のイラスト(神祖提供の間違い探しのイラスト)も若干短時間で修正し、
ミカエルのセリフを収録して追補した。
--
再収録にいたったいきさつ
俺の「収録した音が汚い」と共演者の声優・犬塚いちごから言われた。
俺は「表現力が要素だから、弘法筆を選ばず」「どうせFC2にアップロードをしたら品質が落ちるから、これでいい」としていたが、第14話を聴くと、やはり汚い品質だと思う。
しかし、神祖の分までやり直す時間とやる気はないから、ミカエルの分だけ追補収録をした。
この時使ったマイクをどう選んだかというと
短いセリフならスタジオで録音をしていたが、長い収録になると
スタジオの予約がとれなかったので、
各自自宅収録の音声も使うことになったが、
共演者の声優達が、自宅で収録したときに、何を使っていたか調べると
プロのアニメ声優(人気アニメの常連声優)ほど、高価なマイクを使っていたし、音の品質が良かった。
そこで、俺は、オーディオテクニカのマイクを購入することにした。
声優で音響監督をしている奴も共演者にいたから、そいつが使っていたマイクを参考にした。
マイクアームもヘッドフォンもオーディオテクニカで買いそろえたら、少々値段がかかった分、音質が上がっていて良かった。
俺はインターフェースまで使う気はなかったから、USBでということにしたが、それでもインターフェースを使っていた声優よりも良い品質になっていたと思う。
俺が使ったマイクが、ネットでは「USBのマイクの究極到達地点」だと書かれていたほどだったし、アニメ声優で紅白歌手も、そのマイクを使って歌を歌っていた動画があったし、収録もそのマイクで収録していた動画があったから、さまにはなっていたと思う。
だから、俺の再収録分のセリフは、ソフトでの加工や雑音処理は何もせずに、そのまま原音で出した。
再収録をする直前に、この話と似た系統だった『ロード・オブ・ザ・リング』(映画)の1~3を視聴して洋画レベルの国内一流のアテレコを勉強してから、再収録をした。
再収録をしてから、声優・井上喜久子の朗読をチェックしたが、俺の方が上手かった。
俺は正直収録が嫌で、当時の気持ちになって表現しないといけないから「またこの話を思い出さないといけないのか」という嫌気がさしているから、あまり再収録のセリフは多くないと思う。
もし、将来、精度の高い生成AIが出現すれば、この話を全部アニメや実写映画で作らせたらいいからな。それで作った品質のいいやつをカトリック教会のコミュニティが全国放送で流して、神(ヤーウェ)に捧げればいい。神が作った作品を称えて、「衆生が清められよ」と祈りながら、多少金をかけて主要メディアで流せばいい。
従来のカトリックの教義にはない新しい内容が含まれているが、前回、語らなかった聖書で秘匿とされていた奥義(奥義の全てではないが重要な機密的根幹)を今回は語りに来たからな。
--
地上編第15話(再収録版)では、天照大御神役で犬塚いちごが出演する予定だ。
現時においてユーチューブでフォロワーが20万人いる犬塚いちごだから、ファンは視聴したいだろう。
収録は、もう終わっているが、犬塚いちごは、こちらから指示もしていないのに、この作品が京都発祥の作品だったから、京都弁で天照大御神を演じたが、上手い京都弁だった。犬塚は京都人だから、標準語で喋るとき演技が下手なのかもしれない。京都弁で演じたら、出店屋の役なら中々の演技ができると思う。
標準語と京都弁の両方のテイク分を収録したが、両方アップロードできたらいいと思っているから、犬塚いちごのファンは楽しみにしておけ。
犬塚いちごは、広島と縁があるとか言っていても、京都人だからな。田舎が広島なのだ。俺の管轄していた神社の前で売っていたあぶり餅をよく食っていた奴だったのだ。そういう神縁もあって出場の運びとなった。中身は不細工だったが現在は良い大人に向けて本人なりに成長中だし、見た目は綺麗だからアイドルでも活躍できた才能はあった。