TARAKO 特集2(最終).mp4まるばMusic Room、先週に引き続き今週も、TARAKO特集です。今回は、ぼくがTARAKOを知ることとなった、衝撃作品、4枚目のAlbum「告白」から5曲です。
(さ・び・し・い、だけど・きっと、ブルースはららばい、心傷風景、季節風)
前回(特集1)の最後の曲「恋人」も、「告白」に収録されていて、作詞・作曲ともにTARAKO自身です。「時は移り季節流れ 今が消えても 今が消えても」
また、今回選曲した中の「季節風」も作詞・作曲ともにTARAKO自身で、
「頬に寒い潮風 涙のあと滲んで 凍る砂に足あと」・・・「Good-bye・・・」
今のように寒い季節を唄ったんでしょう、曲のタイトルは「季節風」ということから、ちょうど今頃の詩かと思います。そしてこのAlbumのジャケットはシックな黒基調のシャツ、まだあどけなさが残るTARAKO。この頃、天から何かが降り注いだかのよう・・・、TARAKOは既に自分の生涯のあらすじが分っていて、一番いい年齢の自分とセットでこれらの曲を残したかったのではないかと思えます。もうすぐ一回忌ですが、今でもまだ曲を聴くと、寂しさと、懐かしさとで、複雑な思いになります。冬の終わり、春が顔をのぞかせるこの季節になると、毎年ぼくはTARAKOを思い出すでしょう。