米でエアガン持った少年を警官が射殺アメリカ中西部オハイオ州で、本物の銃に似たエアガンを持っていた12歳の少年を警察官が射殺し、警察の行き過ぎた行為ではないかとして批判の声が上がっています。
ロイター通信などによりますと、アメリカ中西部オハイオ州のクリーブランドで22日、「偽物かもしれないが、男の子が銃を人に向けて怖がらせている」と警察に通報がありました。
これを受けて、現場に駆けつけた警察官2人は、少年に両手を挙げるよう命じましたが、少年が命令に従わず、腰から銃を取り出したため発砲したということです。
少年は12歳で、腹部に銃弾を受け病院に運ばれましたが、死亡しました。
警察が調べた結果、少年が持っていたのは本物の銃に似たエアガンだったということです。
アメリカではことし8月、少年が歩道を歩くよう同警官に注意され、口論となった後、警官が少年に向け、少なくとも6発発射した。地元警察は黒人少年が警官を殴り、銃を奪おうとしたと主張してきた。少年の遺族側は地元警察の主張を全面否定していたが不起訴となり、抗議のデモは米国全土に拡大して暴徒化。一部は略奪を行う混乱が生じているようです