風で回転しながら、交差する二つの巨大なリングリングの直径が約15メートル、リングの太さが約1mくらいのものを想定しています。
リングはアルミ製の軽量なものですが、交差する二つのリングを動かすためには、構造的な研究も不可欠です。リングそのものは巨大なベアリングと考えましょう。
ベアリングの内側の軸は固定されています。これは地上ともつながりがあります。支柱がこれを支え、回転をスムースにするための、ボールを抱えています。
稼動部分は、滑るだけです。風に吹かれて滑るだけ。ここでの抵抗をいかに減らせるか。
たぶん、というか、確実にこのプランはうまくいくでしょう。精度がどの程度確保できるかによりますが。風を受けているのは、透明なファンと同じ構造体を持ったものです。アクリルなどで制作できると思います。
この作品にも、リングやフィンにソーラー発電シートを組み込んで、夜間の効果を期待したいと考えています。詳しくはブログで。