Highway Thru Hell レスキュー #1 「 困難を極めるレスキュー (Heavy Rescue) 」
冬の時期はスタートからしてすでに最悪だ。猛吹雪がコキハラ・ハイウェイを襲うためである。ジェイミー・デイビスの高度けん引救助隊“A"チームにはアダムとケビンが所属している。彼らは、路上に横転したセミトレーラー・トラックを片づけるために忙しい朝を過ごしていた。その時、複数の車両が玉突き衝突をして北行きの車線を塞いでいるという連絡が入る。国道を走行可能な状態にするためアダムが奮闘する一方で、ジェイミーは凍結している急こう配の出口ランプからセミトレーラー・トラックを出そうと試みる。日没になり隊員たちは疲労困ぱいだったが、コキハラ・ハイウェイはまだ片づいていない。午前3時、交通渋滞からやっと抜けだしてきたジェイミーと16歳になる息子ブランドンのもとに、山頂から5台の破損したトラックが運ばれてきた。これはブランドンにとって初めて経験する事故の夜だ。トラックの下敷きとなり死亡した運転手を発見したブランドンは、高度けん引救助隊の作業に関わる厳しい現実を知る。