振動の波形を光線と鏡だけで見る動画で見えているのは, 部屋の天井に映ったレーザー光の描く軌跡。 見えている内容は, 定規をはじいた振動の波形。
実験のからくりのあらすじ。 30cmほどの定規に小さい鏡m(ミラーシール)を貼り, 万力で机に固定する。 この鏡mにレーザーポインターの光線を当てながら, 定規を手ではじき振動させる。鏡mで反射された光は方向を振動させる。 その反射光を別の大き目の鏡Mで受け, 鏡Mを振動または回転させる。 ただし鏡Mによる光線の方向変化は, 先の鏡mによる方向変化と直角になるようにする。その結果, 天井に定規の振動の波形が映る。
この実験は, 19世紀にリサジュー(Lissajous)が音の波形を見るために行った方法に習っている。 現在は線上の光をレーザー光で出せるのが便利である。
今回は, この実験の初めての試みであり, 安定した映像は得られていない。 初めての動画投稿を試した。
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