増大する宇宙ゴミの脅威米国防総省によると、軌道上にはおよそ2万個の宇宙ゴミが高速で浮遊しているという。放棄された人工衛星やロケットの破片などである。国際宇宙ステーションには数百の小さなクレーターがある。宇宙からの塵や宇宙ゴミとの衝突でできたものだ。今年9月には、国際宇宙ステーションが日本製の宇宙ゴミを避けるために軌道を変えたという。昨年打ち上げられたH2-Aロケットのエンジンが爆発した破片とのことである。乗組員は、脱出カプセルの近くに待機した。宇宙ゴミの大きさは小さいもので10センチ以下という。米露のスパイ衛星には、宇宙ゴミに偽装して飛行しているものもあるという。