観測者の伝達 二分される世界22日開催の全人代で事実上の香港の1国2制度は終わった。 香港に国家安全法を適用させ、香港内部に中国の秘密情報部の出先機関を常駐させ、人民解放軍の治安部隊を常駐させることが決まった。 この様な具体的な言葉は使われていないが、しかしそういう事だ。 確か香港の隣のシンセンにおいては、テロ鎮圧用の( テロリスト殺害用の) 専用装甲車が今でも待機している。 香港デモの時に移動してきて、そこに今でもずっとある。 確か600両だったと思うが、実際はもっと多いかもしれない。 これらは効率よくテロリストを鎮圧する為のものだから、つまり殺傷兵器だ。
そうしたものが香港の中に常駐するのだから、これは香港の民主化というか、そういう言葉に表象される全てのものは終わったのだ。 勿論確定した未来はない。 しかし今の23日の時点の判定ではそうなる。 これから米国は恐らく香港に対しての最恵国待遇を取り上げる。
しかしそれでもいいと中国はどうやら腹をくくった。 その様に見える。 早ければ年内において、台湾海峡を攻略して台湾を併合する為の、予備調査的な軍事衝突が演出される可能性がある。 勿論データー取得の為にだ。 実際に米軍、そして日本と台湾、更に周辺諸国における軍隊の展開があるかないのかという事の実際を調べる為の軍事衝突が演出されるのではないかとわたしは想定する。
深く深く突っ込んだ形での領海侵犯であり( 中間線を遙かにこえる) それを超えて出撃する台湾の戦闘機を( 緊急発進=スクランブル) これを、実際に艦対空ミサイルで迎撃するという手法が取られるのではないかとみる。 1機撃墜のパイロット死亡だったら遺憾の意で済ます… 中国だったらこのように考える。 勿論それらの軍事衝突に至る背景において米国があまり台湾に関われていないか、又は米国の中の武漢肺炎が一向に鎮静しないか、色々な要素がからむだろうが。
だから香港に対しての国家安全法の適用と台湾武力侵攻はセットになっている。 我々は中国内部の、内陸の軍管区の動揺というものを基本的に知らないが、これだけ中国国家としてのカネの周りがおかしくなっていくと、そろそろ本当に中央の事を聞かなくなって勝手な切り取り行動を開始するのが彼ら中国人民解放軍だ。 わたしは今の習近平主席とその周辺は、軍隊のコントロールを段々と取れなくなってきているだろうなと見ているのです。
ここで関東軍暴発のような動きを、内部の江沢民勢力によって仕掛けられたら、本当にそのような事態が起きることだってある。 10年前だったら笑われたような事態が、だ。
欧米世界は… 特に米英は、それらの内部の混乱を発生させやすくするために、中国国家が外から売り上げを持ってくるという一連の流れ、つまり西側世界における企業活動を徹底的に切断する動きを開始した。 欧州が続くかどうかは不明だが、彼らがやらなかったらEUの東半分は中国に強奪される。 でも東欧って今でもロシアの( 正確に言えばモスクワ大学学閥という言い方をしておこうか) 影響力がなんだかんだ言ってあるので、そんなに簡単に進むとも思わないが。
米国の会計監査を受けない企業はナスダックやNY証券取引から追放するという法案が全会一致で、上院で可決された。 上院は外交戦略に関わる議案を採決するような場所だから、ここで全会一致で決まったという事は、今の米国は中国を許さないという事の一色で染まっているという言い方になる。 だからこの法案の動きで中国の検索大手の百度がナスダックに上場を止めた。 なんだかカッコいい事を言っていたが、もう騙せないと見たのだと分かる。
年内に米国の市場から次々と中国企業が追い出される。 しかしこれも11月の大統領選挙でトランプ大統領が再選されなければ、恐らくバイデンは簡単にこれを取り下げる。 そして結局同じ 旧い世界での収奪のシステムの繰り返し が続く。 だから人類の潜在意識の総意としては、これは何としてもトランプ大統領に再選してもらわなければならないのだが… わたしは人類の潜在意識を見る能力など持っていないので先がどうなるかと言えない。
いずれにしても夏至の前後で大きく動き出す。 米国はどうせWHOを抜ける。 そしてそれは中国がもろ手を挙げて求めた結果だ。 中国は国連から米国が脱退する事を渇望している。 そしてその後釜に中国が躍り出るというその国家戦略の実現のために、米国を怒らせるという事を含めて多数の工作を仕掛ける。 もう仕掛けているが。 今の武漢肺炎の世界拡散を彼らが意図的に計画的にこれを実践したのは、そうした複数のプランを次々実現させるためにである。 わたしにはもう、今の段階ではそのようにしか判定出来ない。 彼らは仕掛けた。 これは軍事作戦だったと。
米国はだから中国との限定された領域における軍事衝突に向けての準備を開始している。 明確に理解させるための 核実験の再開の議論の情報の放出 と レーザー兵器の実験の完成の情報の放出 だ。 これらのものは勿論中ロに向けて行われているが、当然台湾海峡を守りかつ攻撃する事を想定している中国の、想定される艦船群を米国は無効化できるのだという警告にもなる。
中国発信の軍事情報は相当がブラフの嘘だが、米国のそれは、利回りを確保する為の営業活動の一環の部分も大きいので、あらかた本当の事を言っている。 帝国は嘘をつくよりも、事実を発射した方が儲かる事を知っている。 だからそうする。
夏至と冬至だ。 その前後だ。 他にも24節季の大事な日付はあったと思うが、それぞれの人間が… つまりわたしや貴方がそれぞれの世界構造線を移動するのであろう最適なタイミング、機、はそれらの夏至と冬至に恐らく設定されている。 そういう視点で世界をみてほしいかと勝手に言う。
中国勢力を構成しているイルプロラシオンと言われる連中の恐らくこれからとるべき行動については、覚えていたらいつかやる。 彼らは自滅焦土戦略を採用し、それを行うのではないかと予測する。
世界は娯楽ではない。