米国の日系アメリカ人強制収容日系アメリカ人の違法強制収用の実態 パールハーバー後、3ヶ月で、11万6千人の日系アメリカ人の強制収用が始まった。惨めな生活を余儀なくされた。これは、あからさまな人種差別である。戦後、アメリカ政府は非を認め、謝罪と補償を行った。これは、評価に値する。それに対し、日本では、旧ソ連に戦後直後からシベリアで強制労度させられた人達に賃金・補償は支払われないまま、60年が過ぎた。政権交代時に、わずかばかりの補償がなされたが、あまりに遅すぎたし、額も小さすぎた。 この編では、ルーズベルト米大統領が、憲法違反の日系米国人強制収用した手続きが明確に説明されている。明らかに彼は人種差別主義者であった事がわかる。かたや、日本も首相が極右の国粋主義者兼人種差別主義者だったので、日米両国は共に人種差別主義者をトップとして戦争をした事になる。どちらの国にとっても、この両氏はそれぞれの国の恥である。