観測者の伝達 2019615土曜 米国議会は余程反中国香港政庁が今日の時点で20日からの審議入りを延期すると発表しました。 例の容疑者引き渡し改正条例関連です。 しかし今回の動きはどう考えても時間稼ぎの棚上げの動きであり、次に中国共産党が何をするかというと、今回のデモの中心人物というのを勝手に設定して( 今回はそうした首謀者がいないと言われている) それをどんどんと逮捕する流れの中から反抗者の勢力をそぎ落としていくでしょう。 中国共産党は必ず香港を取りにきます。 それは彼らの中の実体経済が本当に凋落しているので、ここで国内大規模開発を行ってカネを回すけん引装置としての 大湾区構想 を何としても実現させていかなければならないからです。 ほかにもありますが。 ( わたしはそれを各種資金洗浄の方面でなんだかうさん臭いなと思っている部分もありますが、確証がないので触れません) いずれにしても今回の延期を決める過程において、香港政庁が中国の副首相だったかにお伺いを立てていたという報道が出ていました。 それが正しいのであるのなら劉鶴副首相という事になりますが、この人は今の米中貿易協議において 中国側において責任を取らされて辞任させられる役回りとして 今の仕事をしていると捉えるわたしとしては、米国議会が最恵国待遇を止めると発言してきたことが相当ビビったのかなあと思ったりもします。 それは中国から世界の投資が引き上げられる動きを呼び込むだけにはすまず、中国人なるものとその関連なるものが、世界に対してもっているあらゆるアクセス、流動性といものが切断されることにつながるからです。 中国は結局 力の信奉者 です。 庶民の中国人もそうです、残念ながら大多数が。 それは多様化をはぐくむという事よりも、ジブンなるものさえ守られればそれでいいという心の動きを生み、その上で自分自身の判断も全て外に丸投げしてしまう 自分の無い人たちの集合領域 としてあの地域が構成されている事を示しています。 それらの人々はこれからの全く新しい地球世界の進行においてはなかなか難しい事態になっていくのだろうな、と勝手に妄想を張り付けておきます。