ピッチング指導T君(小学6年生)。少年野球チームに所属していて、ポジションは、主にピッチャーをしています。最初の来院は5年前で、その症状が治まってからも、定期的に調整させていただいています。
先日、肩が痛いと思いながら試合で投げていたとき、相手バッターにデッドボールを当ててしまったそうです。検査したところ、上腕骨頭が上方へ変位していましたので、骨格を調整。あと、インナーマッスルであるローテーターカフ(回旋筋腱板)の調整をしました。その後、肩の痛みはなくなったものの、思ったように投球が出来なくて結果がでなくなったとのこと。
それはきっと、デッドボールを当ててしまったという悪いイメージが神経的なストレスとして頭の中に残っていて、それがピッチングの邪魔をしているのだろう、と思い、AKテクニックのIRT(インジュリ・リコール・テクニック)とLQMで、神経的なストレスの緩和をはかる調整をしていきました。
その後、ピッチングフォームもチェックして、常歩(なみあし)・二軸動作の動きに改善指導したところ、調子よく投げられるようになったということです。