2013年04月30日 17歳の桐生ジュニア世界タイ10秒01/陸上<陸上・日本グランプリシリーズ第3戦:織田幹雄記念国際陸上競技大会兼世界選手権代表選考会>◇最終日◇29日◇エディオンスタジアム広島◇男子100メートル
17歳の桐生祥秀(よしひで=京都・洛南高3年)が、日本歴代2位、ジュニア世界タイ記録の10秒01をたたき出した。追い風0・9メートルの予選で、自己記録を0秒18も更新。98年に伊東浩司氏が樹立した日本記録10秒00に0秒01差に迫った。今季世界最高の快記録で、世界選手権(8月、モスクワ)の派遣設定記録もクリア。決勝は追い風参考ながらも10秒03で優勝した。昨年11月にウサイン・ボルトをしのぐユース世界最高をマークした高校生が、日本人初の9秒台を視界に捉えた。