2017年10月4日(水)感性論哲学入門講座感情、感覚、センス、感受性などそれらは感性の一部であり
感性論哲学でいう感性は「命の本質」「人間の本質」「宇宙の究極的本質」
哲学は人間が幸せになりたいというのが根本にあり、時代時代に合わせて変わってきた。
現在は理性から感性の時代に原理的に変化しようとしている。
つまり、現代においては心を求める時代になってきたという事。
心は理屈(理性)ではなく、気持ち、雰囲気、感情など様々な心の部分が求められる様になり
人間が幸せになる、幸せにする為に感性を取り入れる事でより日々の生活や仕事、人間関係において良好な関係を築くという心が求められる時代。
その様な心を基にした感性論哲学を分かりやすく解説しながら実生活に活かしていこうとするのが感性論哲学入門講座
「感性論哲学を使って人生を豊かにしてほしい。そのためには実践する事が大切」
体験を通じて身につく事、自分なりの気づきが出来ると人間的成長に変わっていく。
大切にしている事は知識として感性論哲学を知っている、言葉を覚えている事よりもやってみて、実践してみる事。それが哲学をするにつながる。
実践について
感性論哲学では「問う」事が哲学をする事であり「問う」ことによって自分に葛藤が生じる。その葛藤(悩み、課題)は自分を成長させる為のもの。
葛藤を避ける、逃げるという事は感性が劣化してしまう。
何がしたいのか、何を行動に移して実践していくかについては自分自身に「問う」事で
やってみよう、チャレンジしてみようというステージに自分を高めていく事が大切。
思風先生が説く 天分発見の5つのツボ
やってみたら、好きになれるかどうか?
やってみたら、興味関心が湧いてくるかどうか?
やってみたら、得手・得意と思えるかどうか?
やってみたら、他人よりうまくできるかどうか?
真剣に取り組んだら、問題意識が湧いてくるかかどうか?
5つに共通することは、「やってみること」、実践すること。
「理性に従って生きて幸せになれるのか?」
中世の時代から近代の時代にかけてルネッサンス時代に近代科学文明が発達(宗教から理性の時代へ)
その理性の時代において我々は科学技術の発展による恩恵を受けている。
たとえばスマホに例えるならば
それがある、恩恵を受けている事によって幸せになるのか?
すぐに調べて、何でもある状態は本当に幸せに歩む人生をリードしてくれる訳ではない
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理性(科学の進歩)が行き着いた現状に「日本において自殺者が約3万人の時代」心の問題が生じどんなに理性が進歩発展しても、心の問題を解決し幸せになれるかは疑問であり、本質的に幸せを求めるならば科学技術の進歩による発展の役割から心の豊かさによる幸せが求められる転換期に来ている。
理性の果たすべき役割は終了し次の時代に移り変わる時が来ており、幸せをもたらす役割を担うのが感性ではないかという事で時代の過渡期である今、感性論哲学を学ぶ事に意味と価値を感じて頂き、何か持ち帰って1つでも実行に移して頂ければという事でお話頂きました。