平成二十八年籤祭り潮垢離明治以降、十数人から成る網組組織による漁業が行われてきた当地では好漁場を巡り網組同士の争いがしばしば見受けられました。そこで漁場争いを収めるため神前で籤を引きその年の漁場を決定したのが籤祭りの起源です。各組の世話人は前日から参篭し早朝に前浜港龍神宮の前で全裸になり潮垢離をし御祭り・籤引きに備えたのだそうですが何時の頃からか飛び込むどころか泳ぎもせず波打ち際で海水を手で掬い胸にパチャパチャ掛けるだけになっておりました。それを昨年から世話人頭のモヘイ丸さんが「飛び込むべきだ」と若い衆を叱咤激励し3mの高さの突堤から再び飛び込むようにいたしました。うーむ、かっこ良いぞよ。最後に撮影を終えてから私も飛び込みました。笑