【原発】 保安院 各電力会社に、やらせ質問や社員動員などを指示 (11/07/29)原発のいわゆる「やらせ問題」は、九州電力だけではなかった。
中部電力の会見で、監督官庁の原子力安全・保安院が、やらせの指示していた事が明らかになった。
さらに保安院は、四国電力に対しても、全く同様の指示を出していた事も明らかになった。
保安院は中部電力に対し、国の主催で開かれた浜岡原発のプルサーマル計画に関する説明会へ、賛成派の立場で社員らを動員させた上で、やらせ質問をさせる様に支持した。
保安員があらかじめ作成した意見の例文は、「プルサーマルも必要と思っている」など、原発を賛成させる様に誘導する内容で作成されていた。
ある現役の保安院職員は、自らもこの行為に関与した事を告白した。
この行為は日常的に行われ、組織的であるという内情を語った。