「我が闘争」 後編貧しい青年アドルフ・ヒトラーが総統に登りつめ、ナチと共に暴走していく様子を、ヒトラーの演説などの映像を多く交えながら、客観的にそして詳細に映し出していった、すべてが実写の貴重なドキュメンタリー作品。 第1次大戦で敗戦国となったドイツがベルサイユ条約で多額の賠償等を命じられたことに多くのドイツ国民は屈辱を感じていた。そのような中、台頭した国粋主義者の中にいたアドルフ・ヒトラーはナチ党を創立、突撃隊SAや親衛隊SSを組織していった。徐々に国民の支持を得て議席を増やしていったナチ党は、ヒトラーを首相にした。独裁体制を構築、言論を弾圧し純血主義を掲げ始めたヒトラーは、自らを総統と名乗るようになった…。
監督:エルウィン・ライザー 1960年/スウェーデン/114分