感じているフリは不要♪ 恋愛関係にあるパートナーとの交渉スキルここのYoutubeラジオのリスナーになってくださっているという 21歳の女子大生から、番組にメールをいただきました。
そこに書かれていた内容は、パートナーとのセックスについての直球の悩み事でした。そして、それは彼女に限らず、これまでにも多方面から相談を受けていた内容です。
「彼とのセックスで、気持ち良いと思わない」
「でも、彼との関係は続けていきたいので、気持ち良いフリをしている」
「本当は性交痛なのに、いったフリをすることもある」
「でも、最近は、本当に、それで良いのかと悩んでいる」
そのような言葉が綿々と綴られておりました。
結論から申しあげます。
「感じているフリ」、「いったフリ」という行動は、一見、優しさの表現だと考えられがちですが、それは間違いだと言えます。大切なパートナーのためにも、今日から、その考え方は捨てましょう。
実は、一見すると厳しい対応のように見えるかもしれませんが、『本音で語り合えるオープンコミュニケーションこそが』大切なのです。実際、包括的性教育を紹介する “国際セクシャリティ教育ガイダンス”においても、キーコンセプト№5『健康と幸福のためのスキル』において、明確にガイドされております。そこでは、「コミュニケーション」のジャンルにおいて、例えば、個人のニーズや性的な許容範囲を表明する効果的なコミュニケーションや、恋愛関係にあるパートナーとの交渉や拒絶するスキルと言った項目で指導方針が示されております。