観測者の伝達 責任は追いかける10日、オバマ元大統領が「 今の米国の惨事は現政権が招いたもの」 という風な批判を行っていた。 わたしはそれらのコトバに対してどうこう思う前に、発表された現時点の彼の画像を見て驚いた。 人間はこれほどまでに短い期間で老化、劣化するものなのか、と。 まるで別人だった。 枯れ切った何かがそこに映っていた。
しかし彼は、あの「 責任というものを最初から最後までとるつもりのない中国というものをあそこまで大きくしてしまった」 という事実に関してどうしても責任を背負ってこれを解消しなければならない。 とは言え、どうせそんな事は出来ないのだから、だから彼は「 残りたくはない」 などと恰好をつけてこれから地球を去っていく( 追い出されていく) しかないのだろうなあと深い思いに浸ったものである。 …いや、それは大げさだな。
10日中国の習近平主席が北朝鮮に対して「 コロナ関連におけるあらゆる協力を惜しまない」 という風な書簡を送ったと報道があった。 同日北朝鮮の方から返礼というかそうした動きがあったとも。
これは「 金正恩委員長が武漢肺炎によって死亡した」 という設定が事実であったとしたのなら、十分あり得る動きだ。 中国は自ら発生させた武漢肺炎ウィルスによって、少なくとも今は友邦国家である北朝鮮という手ごまを一つ失ったわけだから。
金与正という妹、女性がではこれから大きく北朝鮮をけん引していけるのか。 そんな事はどうせ無理だ。 彼女が実に優秀な女性であったとしても、優秀であればあるほど周囲からの妬みと嫉妬と怒りなどで彼女のやりたいことはどうせ実現させてもらえない。 つまり今の北朝鮮国家はどうせ集団指導体制になっているのだろうが、それも何処かの時点で 男の誰かを旗頭に据える という動きが内部で開始される。 金正恩委員長の息子( そうだったと思うが) が成人するまでは今の替え玉で行くつもりだとは思う。 しかし国際社会とは騙しと強奪の世界なのだから、それを彼らが最後まで渡り切ることは出来ないとわたしはみるのである。
昨日の日付で英国SUN紙が北朝鮮の替え玉に関連する記事を世界発信した。 ちょうどこれと日付を合わせるようにして、日本の、確か元自衛隊関係者の偉い人だったと思うのだが、寄稿文を出していた。 それは金体制が崩壊した時に、周辺各国にどれだけの難民の発生があり、日本ではどれだけの危険が起きるのかということの予測だった。 大体2万5千人ほどの北朝鮮国民が日本にやってきて、そしてそれらは旧体制、つまり金体制を支えていた軍人や破壊工作員、スパイなどの「 人殺しに何のためらいも持たない連中」 が相当数で紛れこんでいるのだから、これらの連中が日本国内にやってくるという前提で備えをしなければならないという記事構成だった。 つまり日本の側から北朝鮮の、これらの記事を当然チェックしている分析官たちに向かって「 我々は貴国の金委員長が死去した事を知っている」 というサインを出したというそれだ。
だからこれから中国と北朝鮮のそれぞれの動きをじっと見ていれば色々と分かる。 北朝鮮は内部で本当に餓死者が出るかもしれないという手前まで来ており、内部の保安部隊と住人との諍いが頻繁に発生している。 もっともアジアプレスネットワークが本当の事を報道しているのなら、だが。
だから北朝鮮は自国の最高指導者を結果として殺害した中国に対して、公然と謝罪金としての経済**を含める強い支援を要求する。 中国はこれに応えるしかない。 そうしなければ、場合によっては北朝鮮は真実を暴露するからだ。 それは北朝鮮のメンツも破壊されるかもしれないが、それにも増して中国が受ける批判というか、彼らが恐れる体裁の崩壊、これはどうしようもなく大きい。 彼ら中国の体制に亀裂が入る。 我々は東北地域、つまり旧満州地域における朝鮮族と中央との潜在意識下における強い敵対関係の事を知っている。
それらの地域が蜂起を( もっともそれは集団的な計画的なものになるとは思えないが) 起こされると、今の習近平体制においてはあまりうれしい事案とはならない。 彼らはこれから台湾への武力併合をどうやら本当にやりそうだからだ。 極端な事を言えば、台湾を攻めているときに内部を混乱状態に落とされる可能性が出てくる。 中国は二正面作戦が出来る国ではない。
これから本当に色々な混乱が、それが大きな形とならず、まるで焚火の後の消し残りがくすぶるような形で噴出するのだろうなあとわたしは捉える。 そういう意味においては、まだ事実情報詳細が明らかにはなっていないが、中国の属国、変数座標である韓国が、インドに進出していたLGポリマーの生産工場において毒性のガスを大量に漏洩させ、多くのインド人をその被害に陥れた事故… これは7日の午前3時から始まった動きだが、これなどもわたしの目には、武漢市から発生した武漢肺炎の動きの小さなものとしての相似形になって映って見えている。
違法操業を40年以上にわたってやっていた事も明らかになっているし、製造していたガスも、公表されているスチレンという毒性の低いものではなく、もっと猛毒のものを無断で、勝手に、こっそりと製造していたのではないかという嫌疑とその調査が開始されている。 実に今回の武漢肺炎の動きだ。
中韓はしかし絶対に自らの過ちを認めない。 だからそれらの態度がこれからの彼ら自身の運命を彼ら自身で引き寄せて、まさに彼ら自身が自らに適用していくのだろうなあとわたしは漠然と思うのである。
わたしは以前、大陸と半島は無主の地になるのではないかと言った。 その意味をわたしは自分自身で色々と考えている。