【金八アゴラ(2016/07/01A)】(1/10)英国はネオリベ・パナマ問題の元凶【英国EU離脱問題】 2016/07/01放送の日本海賊TVの「金八アゴラ」の模様です。
大方の予想に反して、英国がEUを離脱することになりました。残留派議員の殺害事件による同情票により、逆転したのかとも思われていましたが、離脱となりました。
ただ、ここで押さえておく必要があるのは「EUは欧州版TPPではない」ということです。英国はネオリベ(新自由主義)国家であり、1%のエリートのみを優遇する国です。この背景には英国独自の宗教事情があるようです。
英国は最も法人税の実効税率が低く(20.0%)であり、TaxHavenギリギリです。また、時価会計万能条項に拘り、EUのヘッジ・ファンド規制、有価証券取引税(国際連帯税)、遺伝子組み換え作物規制に反対しています。
★今回の離脱には、低所得者やいわゆるワーキング・プア層も大量に投票したようですが、小泉の「郵政選挙」と同様、自分たちの首を絞める結果となりそうです。つまり、EU法によって保護されていた労働者の権利・保護規定が一気に無くなることを意味します。