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キハダ狙いの曳き縄漁中、水平線を結ぶ虹が出現。よく見ると右側にもう一本みえるので撮影してみましたが確認出来ますでしょうか？ググってみると副虹or反射虹というのだそうです。船常備のコンデジでの静止画は画角が狭く全体像が収まらないので動画とした次第です。

当地ではマトリと呼ばれるオオミズナギドリが船首の手摺に。カツオ等が水面へ追い上げた小魚を捕食するため密集します。これをトリヤマorナブラと呼び我々漁業者の恩人・恩鳥なのであります。通常は海面で休むのですがこんなとこで何してんの？休んでないでカツオ魚群の居場所を教えてくれよぉぉぉ。

日本近海には標準和名カンパチ(AmberJack)とヒレナガカンパチ(AmberJack Longfin)の二種がおります。 曳き縄には疑似エサを使い6knot位で航走し食いつかせるものとデッドorライブベイトをデッドスローで曳くものとがあり、今回は前夜に釣りクーラーボックスに入れておいたケンサキイカ。 ヒラマサ21kgには3度走られて数珠鉛(ビシマ)で手をハタカレ痛いのなんの。

地方名ホシガツオやヤイト等。腋の下に数個の黒点があり当地ではお灸を意味するヤイト腹が訛ってヤイッパラと呼んでいます。カツオの親戚で紡錘形の魚体で曳き縄で釣れるものはこの動画のサイズがレギュラーサイズですがクーラーボックスに3kgくらいのものがありますね。 クロマグロの代用魚として養殖の研究が進むスマですが真夏でも脂のりが良く島人が大好きな刺身魚です。本ガツオのように群れを形成しないため漁としては成り立ちにくいのですがご進物で喜ばれ、楽しい釣りなので大好きな魚です。