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十一面観音の頭上面の配置図です。Ｎｏ．６側が正面になります。以下に個別の動画があります。

十一面観音の頭上面のＮｏ．１の頂上菩薩面です。取り付けは正面頭上に取り付けてあります。Ｎｏ．２の菩薩面と同じようにおだやかな顔です。宝冠に化仏坐像が５体ついています。像高は２寸８分で他の像とは大きく作られています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．２の菩薩面です。取り付けは正面に２体が取り付けてあります。おだやかな顔です。宝冠に化仏坐像がついています。像高は２寸２分で他の像と同じ寸法になっています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．３の瞋怒面です。取り付けは正面右側に３体が取り付けてあります。目をいからせたきびしい顔です。宝冠に化仏坐像がついています。像高は２寸２分で他の像と同じ寸法になっています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．４の狗牙上出面です。牙を上向きに出した怖い顔です。取り付けは正面左側に３体が取り付けてあります。宝冠に化仏坐像がついています。像高は２寸２分で他の像と同じ寸法になっています。

十一面観音の頭上面のＮｏ．５の爆悪大笑面です。宝冠に化仏坐像がついています。 像高は２寸２分です。

十一面観音の頭上面の正面に位置する図のＮｏ６の化仏立像です。この像は後から補ったと記載されています。 像高は2寸２分と小さな像で細部までは彫れませんでした。

今年の作品予定の十一面観音の頭上面です。 滋賀県伊香郡高槻町大字渡岸寺の向源寺所蔵渡岸寺観音堂に安置されている国宝「木造十一面観音立像」の頭上面の１１体です。 昨年の１０月末から作り始めたものです。 あまり小さいと製作が雑になると考え少し大きく作ることにして彫ってみました。 これらの諸像から考えて本体の像高はおおよそ三尺３寸位になると思います。 小生の作品としては１番大きな像高の作品になります。