口永良部島噴火で住民は(2019.01.17).口永良部島(くちのえらぶじま)
屋久島の西方約12kmに位置する島。
近隣の屋久島や種子島などとともに大隅諸島を形成し、島はひょうたん型をしており全域が屋久島国立公園となっている。温泉が豊富にあるほか、島の周辺は魚釣りのポイントも多いため、1年を通して観光客が訪れている。なお、「口永良部島(くちえらぶじま)」は鹿児島県熊毛郡屋久島町の大字にもなっており、全島がこれに該当する。
火山島であり火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。
17日には噴石が最大約1・8キロ飛び、火砕流が北西側に約1・9キロ流れる大きな噴火が発生している。
気象台は新岳火口からおおむね2キロの範囲では噴石や火砕流への警戒を続けるよう呼びかけている。