桜の記憶 (Take2)2023年6月、地域の公園の樹齢70年程?経った桜の木々が伐採されました。
長きに亘り毎年、見事な花を咲かせ、最後の瞬間まで緑の葉を茂らせていた公園の桜の木…。
伐採された木々は幹が空洞化して、倒木寸前の状態でした。
年輪に地域の歴史を刻み、私達の暮らしを見守り続けた美しかった桜の花、実、葉…。
今では人が立ち寄る事も少なくなってしまった小さな公園ですが、私にとっては、沢山の想い出が詰まった場所で大好きな桜の木々でした。
伐採された桜の木々に感謝とお別れの気持ちを込め、制作した曲です。
一昨年、急性骨髄性悪性リンパ腫(白血病)で急逝した愛犬ハッピーとも多くの時間をこの公園で過ごしました。
重い心臓病を患うパートナーのシロも推定14才以上となり老いて来ました。
桜の大樹の伐採に、歳月の経過を感じ追憶の涙が溢れました。
今回の歌詞は犬だけではなく、お別れした愛する全てのものが対象です。
犬・猫兄弟会は里親会なので、里親を終えた方々のグリーフケアとしても
お歌の制作を通して想いを共有できたらと考え、こうした音楽表現の試みもしています。
桜の最期の姿を含めた録音take2versionです。