★(資料編)消費税インボイス方式、研究開発費の一律費用処理問題及び新リース会計基準システムのへの影響★消費税は、あと2か月あまりで世界標準のインボイス制度に移行する。これに伴い、端数処理の方法も制限され、明細単位の切り捨て・四捨五入等が禁止される。
★筆者が以前から指摘している2006年の会計基準の改悪=研究開発費の一律費用処理は我が国の産業競争力に深刻な影を落としている。これについて昨年12月14日、大阪市で「IFRSの個別会計での使用、及び、非上場企業での使用を可能にする国への要望書」が全会一致で可決された。
**月2日に新リース会計基準の公開草案が発表されたが、全くのザルであり、従前の抜け穴がほぼ全て温存されてしまった。租税特別措置法との整合性も懸念される中、政府税調・与党税調の動向が気になるところである。