【原発】 土壌汚染マップを更新 文部科学省 (11/09/30)福島原発事故から半年以上が過ぎ、その放射能による土壌汚染の実態が明らかにされ始め、その汚染は当初の政府の想定や見解よりも、広域に及んでいる事が判明しだした。
放射性セシウムの土壌への蓄積状況について、県単位でデータを公表している文部科学省は、9月29日に千葉と埼玉の結果を新たに加えて「汚染マップ」を更新した。
セシウム134と137の合計蓄積量が、1平方メートルあたり10万~30万ベクレル(Bq)という地域が、栃木や群馬にまで広がり、茨城や千葉においても比較的高濃度な地域がある様子が解る。
チェルノブイリ原発事故では、セシウム137が1平方メートルあたり3万7,000ベクレル以上で放射能汚染地域とされた。
岩手、新潟、東京、神奈川などの汚染マップについては今だ未発表だが、現在、データの取りまとめ中で、10月半ば頃に発表される予定だという。
関連Link:
千葉のマップ
http://savechild.net/archives/9426.html
埼玉のマップ
http://savechild.net/archives/9419.html