火と水 神々しい川キラキラ光り輝くこの川、「お釜さん」と昔から呼ばれています。天の児屋根命が天照大神の鎮座する地を求めて金の牛に乗ってこの地にやって来ました。山麗しく水清いこの地、朝日に照らされた麻がキラキラ輝き、この地こそ相応しい場所と足をとめました。その時の金の牛の蹄の跡がお釜さんに残されています。
また、ここから3キロ上流に質志鍾乳洞があります。江戸or明治時代にこの直角縦穴の鍾乳洞は何処まで深く続いているのか調査をしました。細くて深い穴に人間は入れません。そこで可哀想に鶏が使われました。深い穴に放り込まれた鶏は必死のパッチで光を求めて奥へ奥へ。コケ〜コッコッコッコ〜。朝はまだ来ないのか???コケ〜!何度の夜を過ごしたのだろうか?そして光明が見えたその先へ。コケコケコケコッコ〜!たどり着いた光り輝く朝の場所は「お釜さん」だった。