MAキハ6667九州色更新車.mp4キハ66・67形式は、1975年山陽新幹線博多開業に伴い筑豊地区の輸送改善を計るために直方
気動車区に新製配置された気動車で、通勤・通学輸送から急行運用まで幅広い用途に使用可能
です。車体構造はキハ58系急行型気動車を踏襲していますが、一般型では初めて冷房装置を搭
載したほか、座席は転換クロスシートとして、客室設備が向上されました。屋根上には集中型冷
房装置と機関冷却装置が搭載されています。30両が製造され、筑豊地区で活躍をしました。1986
年から白いボディに青帯が入った九州色に改められています。1993年より機関のDMF13HZAへの換装工事が開始され、屋根上の放熱器が撤去され、後には通風器の撤去も行われました。
2001年10月筑豊本線・篠栗線の電化によって全車長崎へ転属し、「シーサイドライナー色」で活躍してました。