ひとひら作詞:月
作編曲:ナカハヤショウ
所詮叶わぬ 恋だと気付き
解っていながら なおさら愛し
追ってみたとて 過ぎ行く春は
急ぎ足で 駆けてゆく
せめて桜 舞い散る中で
今宵は ひとひら 夢にみて
約束できない 人だと気付き
それでも待ちます もしやと思い
ひとときだけの 情(なさ)けも遥か
弥生の空に 消えてゆく
せめて桜 散りゆくならば
想いを ひとひら 風に載せ
逢いたい逢えない 縁(えにし)と気付き
生まれた性(さが)さえ 悔やんでみても
あなたが悪い 理由(わけ)でもないし
けれど逢いたい 今一度
せめて桜 散りゆく下で
抱かれて ひとひら 腕の中