観測者の伝達 109 トリエンナーレひでえ米国自身が中国という人食いを大きく育ててしまったのだから、彼らがこれに対処するのは当然だとはいえ、天安門以降、中国を世界に復帰させてやり( それが米国の命令だったとしても) 、その後にふんだんに経済ノウハウを移植して今の中国にしてしまったのは日本でもある。 だからこの中国なるものに対しての態度、対応は日米に大きな責任がある。
そしてこれらを背後から隠れて支援していた欧州もまた同じことだ。 人類は自分たちの生息領域の中にがん細胞を発見し、それに栄養を与えるということをやってしまった。 こうした視点のもとに今起きている動きを見返すべきだ。
何度もいうが、中国がこの地球世界の覇権を取るということは、それは人類の滅亡であり、恐らく他の動植物もそれに準ずることになるのだから、果たしてそれで本当にいいのか、貴方は、ということの問い詰めが実は今始まっているということになる。
米中のどちらに少なくとも短期的においては味方するのか。 旗幟を鮮明にせよという流れに入った。 本当はこれらの既存の世界の維持継続につながる動きから全て離れていけばいいのだろうが、しかし我々はそうした段階にはない。 今立っている足元はどこであり、どの世界に所属しているのかということを元に現実を把握認識し、その時点でその時点で決断し、行動をしなければならない。
中国は勿論馬鹿ではないので、これからも欧米世界から最先端情報を盗む努力を続ける。 そのうちに何かの分野で内製化できる動きもでる。 それらが根幹的に最先端の技術である場合、それらを複数抱え持った時点で中国の勝利が近い。
欧米世界はそれをさせないための動きをしているのだが、はっきりいって優勢劣勢つけがたい動きになっている。
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税金というのは様々な意見の違いの持つ全ての人々から集められているカネだ。 だから右もいれば左もいる。 今回の名古屋エントリナーレとらの展示物は、明らかにヒダリであり反日の側の主張からなる言論の自由であり、右側の人間には相いれない。 だからこの部分において言論の自由はイコールで左側のただの誠二言論プロパガンダであり、右側のカネを着服した動きになっている。
政治家というのは国民から集めたカネの使い道を説明するのが仕事の全てだ。 それ以外に仕事はない。 大村知事はその意味においてその説明を全く果たしていない。
そしてその上で、彼と彼の周辺勢力は、日本の安全保障の確保に対するソフトパワーからの破壊を、韓国の( そして韓国人に偽装した北朝鮮の、更にその背後にいる中国の) 勢力らと結託して今回行った。 これは本当は国家反逆罪である。 日本に法律がないからそれを見越してこれらの奪い盗りの連中は本当に好き勝手やっている。
このヒダリガワ、つまり政治用語でいうところの左翼すら偽装している、ただのカネと権威と不労所得の既得権益の確保のためだけに人生を生きている連中の全てが、これからの新しい地球世界を迎えるにあたっての、当面の一番分かりやすい、そして対処していかなければならない大きな敵領域なのだ。
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中国は米国によって追い詰められる。 しかし彼らは欧州の中の協力者=市場=消費者を頼ってあと10年は耐えるとどうやら決意した。 10年耐えれば米国は今の力の半分もないと見切った。 ただし彼らのその判定が正しいはどうかは今の時点では分からない。 だが、米国の凋落は確かにその通りだ。 だから直近において後5年前後で中国の体制崩壊を、そこまで完全に追い込めなくてもしかし、彼ら中共がその体制を維持できなくなる阻止限界点にまで蹴っ飛ばしてしまうことはどうしても必須となる。
ここで、欧州をどのように割るか、つまり中国の協力者を探し出して割っていくかという事が重要になる。 その動きの中における国内動揺が、これからの独仏の政治的攪拌の動きとなって出てくる。 南欧や東欧やよく王は相当中国に入り込まれている。
人類にはあまり残された時間がない。 これだけは確かだ。
2019109水曜