【原発】 遠く離れた香川県の小学校の腐葉土から放射性セシウム検出 (11/07/31)放射性セシウムに汚染された栃木県産の腐葉土が香川県内の市場に流出した問題で、県農政水産部によると、問題の腐葉土は6月2日~7月5日の間に30リットル入り530袋、28リットル入り300袋が香川県内の園芸店など3業者から仕入れられ、7月30日までに計293袋が販売された。このうち30リットル入り112袋が県内の小学校(屋島東[高松市]・屋島西[高松市]・昭和[綾川町])の3校の3~6年生計370人の児童が腐葉土を用いて土作りを行い菊の栽培等で直接その土に触れたとみられる。販売された分の残り181袋は個人客へ販売された模様。
腐葉土の放射性セシウム濃度には国の規制基準が無いが、県は『牛肉など食品の暫定基準値が1キロ当たり500ベクレルなので、土に触れたくらいでは健康に影響しない』という事にした。
腐葉土には産地や製造年月日を表示する義務規定が無い為、商品として流通してしまうと、各地の購入先では外袋などを一見してみても、それがどこからの土なのかは消費者は判らないのが現状です。